ホストが三十一文字に込める本音の数々「ホスト万葉集」
「嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名 サヨナライツカ」 ホストというお仕事、見た目が良いだけでは務まらない、というのは想像に難くありません。31文字に込められた奥意を味わって、彼らの本音に触れてみてください。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
「嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名 サヨナライツカ」 ホストというお仕事、見た目が良いだけでは務まらない、というのは想像に難くありません。31文字に込められた奥意を味わって、彼らの本音に触れてみてください。
いけずな町・京都に飛び込んだアフリカ人学者が、悪戦苦闘の30年を経て著した、渾身の一冊。読了後、何が何でもサコさんとお知り合いになりたい!と、焦がれる気持ちになりました。まずはサンデーステーションを拝見させていただきます。
星野富弘氏の味わいのある花の絵と、そこに添えられた滋味深い短文に秘められた、気の遠くなるような工程と、ゆるぎない信仰心。この本が何度も再販され、何世代にもわたって読まれているという事実に安心し、この先も続いていってほしいと切に願って、ここにご紹介します。
言質をとられるとか失言とか、炎上を起こして平謝りなど、発言には気をつけなければ最近のネット社会はコワイです。でも、素晴らしいスピーチには社会を変える力がある。言霊の大切さを気づかせてくれる素敵な小説です。
日本のものづくりの愛しさと本質を作家の目で伝える名著です。エストロラボ、グリコピア神戸、桑野造船、五十畑工業、山口硝子、北星鉛筆。それぞれの工場で働く職人さんたちの愛情を感じ取ってください。
母は車いすユーザー、弟はダウン症で知的障害者、父は早世。そんな苦境をものともせず(いや、悩み苦しんだ時期もあったはずですが)縦横無尽にばく進する、著者・岸田奈美さんが、大笑いしながらボロボロ泣けるエッセイを書いてくれました。
立花隆さんの推薦本にあった写真集を借りてきました。大きくて重いし、高いので、お金持ちになったら買いたい本ですね。本当に夢のように洗練された本屋さんの写真が豊富に掲載されていて、いい気分に浸れますよ。
1963年のホロコースト裁判を舞台に、法廷での息詰まる応酬、憎しみと葛藤、崩れゆく家庭を鮮烈に描いたドイツのベストセラー小説。世界22ヵ国で翻訳された、これが日本語版です。
何気なく使っているけれど、本当の意味を知らない言葉や、実は大間違いの表現。また、時代の流れと共に意味が変わった日本語など。知っていると人間力・大人力が増す日本語講座の参考書です。
随分若い芥川賞作家の登場です。アイドルにカセクトするファン心理を克明に綴った作品で、私も身近にいわゆる「追っかけ」をしている女性がいたので、彼女たちを思い起こしながら読了しました。長編というには少し短い作品です。