隆祥館書店セレクト一覧

手違いから生まれた壮大なドキュメント、偉大なるレナード・バーンスタインと彼を熱愛した二人の日本人

偉大な作曲家・指揮者そしてピアニストでもあるレナード・バーンスタインの素晴らしい人間性を、二人の日本人が、絶妙の存在感で鮮やかに浮き彫りにしてくれます。パレスチナ問題が再燃しているたった今、巨匠の想いを万人に伝える絶好の本です。

貧困大国アメリカ

ネットの監視システムを侮ると、痛い目に遭いそうです。中国やロシアほどではないにしろ、民主主義国と言われている国々でも、表現の自由はどんどん狭められ、政府や大企業の邪悪な者たちによる包囲網が迫っています。危険回避のためには「読書」です!

「認知症のわたしから、10代のあなたへ」ジュニスタの素敵な本です!

認知症の方は、日本に600万人以上いると言われています。認知症の人も、そうでない人も、誰もが暮らしやすい社会を作るには? まずは、先入観というか「偏見」がありませんか? ありそう・・・という人に、ぜひ推薦したい1冊。読みやすいです。

校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール 世田谷区立桜丘中学校にて

学校の当たり前をやめ、生徒全員が楽しい学校を目指し、中学校を大転換した勇気ある校長先生。ドラマのような話が実話であるということに感動を覚えます。きっと今でいう大炎上的なクレームがあったでしょうに、西郷校長は矢面に立たれて丁寧に対応されたのでは? 必読書です。

一家に一冊ぜひ置いてほしい「いのちを呼びさますもの」稲葉俊郎先生のご本。

赤いハードカバーに金文字。なんて高級感あふれる本だ、という印象は、中身を読むと、実にふさわしい装丁だと、深く納得がいくはずです。医師の手による著書の中でも、これはピカイチというか随一と言いたい。必読、いや必買ですね。

サッカーワールドカップ大躍進の陰に今西和男氏がいらしたことをぜひ知ってください!

日本サッカーの代表監督・森保一氏の帯の言葉がとても真摯です。広島本大賞受賞作品。サッカー界の多くの名将を育てた、ある意味、日本サッカー界の真の貢献者が今西和男氏であることは疑いありません。それなのに・・・続きはぜひお手にとって。

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

明日からマスクが解放というタイミングで、この「ネガティブ・ケイパビリティ」を紹介するのは、なかなか意義深いことと感じています。早急な結論や過激な意見に飛びつかず、急がず焦らず耐えていく力を養う。コロナ禍の現代に必読と言っても過言ではありません。

ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記絵本が素敵です。

絵本は時に雄弁です。文)デビー・リヴィ、絵)エリザベス・バドリー、訳)さくまゆみこ。ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記が世の女性たちを応援し、マッチョマンに先入観を改めるよう促します。あきらめない正義感、敬愛してやまないヒトです。