ニッポンは地球を救うか滅ぼすか?

SDGs とエシカルを標榜し、ミドル世代が壊してしまったと思える地球環境を、少しでも改善していくために、私にできることは何かを、年頭から考えております。2022年がコロナに打ち勝つ年にするには、人々が世界的な問題に真剣に取り組むことが必要と、私なりに想像しています。

NEW津波で亡くなった外国人をたどったルポタージュ「涙にも国籍はあるのでしょうか」

震災から12年。東北を取材し続けてきた朝日新聞記者でルポライターの三浦英之さんが初めて知ったのは「東日本大震災での外国人犠牲者数を誰も把握していない」という事実。時の流れが速すぎる国・ニッポンは本当に豊かな国なのでしょうか。

希望なき時代の希望の星「コモン」を徹底的に論じている良書です。

戦争、インフレ、気候変動。崖っぷちの民主主義と資本主義。複合危機を乗り越えるために、壊れたコモンを耕して、自治を磨こう! 斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』を実践するために、精鋭・白井聡氏、松村圭一郎氏、岸本聡子氏、木村あや氏、藤原辰史氏が筆を奮ってくださいました。

訃報で古典に目覚めました「ぼくらの七日間戦争」

ある中学校の男子生徒が巻き起こす「叛乱」。風刺がてんこ盛りで、権力や金に群がるバカな大人たちを痛めつける、ローティーンボーイズの素敵な大作戦は、ひじょうに痛快です。ぜひこれを今の政権維持者たちにも浴びせてほしい。選挙で自民党惨敗だから、猛省してるのかな?

「半暮刻」辻井海斗というアイコンについて

現代社会の若者の生き方や倫理は《これ》なんですか? コスパどころかタイパがほぼ普通の価値基準になりつつあるZ世代の次の α 世代。すみません。もう世間についていく自信がないです。ま、私は Going my way どころか、強引にマイウェイですけどね。

台湾のカギを握るオードリー・タンの自著

スマホを持って生まれてきたような子供たちが、どんどん世の中を蹂躙していくような錯覚を覚える昨今。デジタルはあくまでもツールであり、うまく使いこなすことで、世の中を善の方向に発展させていくために役立つ。オードリー・タンさんの素敵なメッセージがいっぱいです。

「日本語が亡びるとき」水村美苗さん書き下ろしの超問題作をやっと読みました

福沢諭吉、夏目漱石。この二人の偉人がどれほど並外れた賢者であったか。恥ずかしながら、この本を読むまで、詳細は存じ上げませんでした。日本語を母語として操れる幸せを今後もキープできるよう一層精進せねばと、思いを新たにいたしました。