
NEW「資本主義の次に来る世界」とは??? 脱成長が気候危機を救うカギです。
野中香方子さん、素晴らしい翻訳をありがとうございます。アニミズムvs二元論という、実はデカルト以来、綿々と続いてきた利益追求・成長依存が、一部の超エリートにとってのアキレス腱でもあるのですね。もう頭打ちしているとしか思えない資本主義の成長志向。止めましょう。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
野中香方子さん、素晴らしい翻訳をありがとうございます。アニミズムvs二元論という、実はデカルト以来、綿々と続いてきた利益追求・成長依存が、一部の超エリートにとってのアキレス腱でもあるのですね。もう頭打ちしているとしか思えない資本主義の成長志向。止めましょう。
羊飼い作家。おそらく日本では他にいらっしゃらないと思われる、ユニークな肩書の方です。最後の羊が死んだことで、羊飼いという部分は既に消えてはいるのですが、元羊飼いという肩書を継承し続けてほしいくらい、立派な羊飼いぶりを綴ったエッセイです。
グローバル・メジャーが仕掛けた策略をお二人の賢者が暴き出します。食糧安保問題という、私たちの命に係わることに、ジャーナリスト堤氏と識者・藤井氏が陰謀阻止のために立ち向かっていらっしゃいます。農業は日本の精神ですよ!
芸術の世界は、絵にしろ、音楽にしろ、観る人・聞く人のほとんどは「一般大衆」すなわち素人(しろうと)。本当にイイのか、実は似非(エセ)なのか。そんな評価にこだわるんじゃなく、自分はこれが好き♡ で良いと私は開き直りました。
リトアニアのピンクのスープ、アーティチョークのオムレツ。なんなの、なんなの? 食欲をそそられる珠玉のエッセイ集は、ダイエットの大敵とも言えるくらい、唾液腺を刺激してきます。ベルリンに住んでいらしたこともあるので、ヨーロッパネタが多いですが、日本国内もあり!
同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生。医師としての経験と驚異の想像力で書かれた小説。帯に書かれた意味不明な言葉は、読み始めてしばらく、どうしても自分の想像が追いつきませんでした。今でも杏と瞬はイメージできません。文章ってスゴイです。
「会社が傾いたらおしまい」という脅し文句で、自分を殺して黙々と仕事に勤しんでいる方々。KAROUSHI が世界共通名詞という栄えある言葉になったのはいつだったか。日本の国力がどんどん落ちている現実は外国人観光客の増加で一目瞭然。自分を取り戻す最適書です。
罪と後悔の人生を光に変える希望と号泣の物語。と、帯にあります。号泣はしなかったけど、泣き笑いしました。神森。行方不明だったASDの5歳児の1週間。今どきの職業や社会問題やその他もろもろが上手く絡んで、愉しく読ませてくれます。
反スカーフデモの記憶がまだ残っているタイムリーな時期に出版された「テヘランのすてきな女」。ヒジャブの下にはどんな髪型が? チャドルで隠された身体は、どんな服を着ていて、どういう風に生活していて、??? いろんな知りたい!が解き明かされる良書です。
日本や日本人がかつてこんなにも礼賛されていた事実を、これでもか・これでもか、というくらに発掘してくださった渡辺京二先生。神道と仏教をうまく融合させ、自然のありがたさと怖さをよく理解していた我々の祖先を、今一度見直すべきと気付かせる名著です。