ニッポンは地球を救うか滅ぼすか?

SDGs とエシカルを標榜し、ミドル世代が壊してしまったと思える地球環境を、少しでも改善していくために、私にできることは何かを、年頭から考えております。2022年がコロナに打ち勝つ年にするには、人々が世界的な問題に真剣に取り組むことが必要と、私なりに想像しています。

NEW医師・朝比奈秋先生の特異な医学知識に基づいた小説「サンショウウオの四十九日」

同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生。医師としての経験と驚異の想像力で書かれた小説。帯に書かれた意味不明な言葉は、読み始めてしばらく、どうしても自分の想像が追いつきませんでした。今でも杏と瞬はイメージできません。文章ってスゴイです。

非正規雇用者に特に贈りたいバイブル「未明の砦」太田愛さんの力作です。

「会社が傾いたらおしまい」という脅し文句で、自分を殺して黙々と仕事に勤しんでいる方々。KAROUSHI が世界共通名詞という栄えある言葉になったのはいつだったか。日本の国力がどんどん落ちている現実は外国人観光客の増加で一目瞭然。自分を取り戻す最適書です。

ここまで日本人礼賛はスゴイ「逝きし世の面影」

日本や日本人がかつてこんなにも礼賛されていた事実を、これでもか・これでもか、というくらに発掘してくださった渡辺京二先生。神道と仏教をうまく融合させ、自然のありがたさと怖さをよく理解していた我々の祖先を、今一度見直すべきと気付かせる名著です。

プーチンという人の本性(?)を知りたくて

読了するのに時間と集中力と腕力を必要とする本でした。10年くらい前の著述なので、今、問題になっているウクライナのことは、歴史的背景を垣間見るくらいしかできません。こんな人が上司だったら、私は「即クビ」だけでは済まず、国外追放か命も消されそう。コワ・・・

10月に日本で封切された意味は?「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

日本では全ての洋画の公開がいつも遅れるのでしょうか。それともこの映画はアメリカ大統領選挙と抱き合わせで盛り上げるために、この時期に当てたのでしょうか。頻繁に映画を観ないので正確には分かりませんが、日本の衆議院議員選挙が早まったので、とても気になる映画です。