
ここまで日本人礼賛はスゴイ「逝きし世の面影」
日本や日本人がかつてこんなにも礼賛されていた事実を、これでもか・これでもか、というくらに発掘してくださった渡辺京二先生。神道と仏教をうまく融合させ、自然のありがたさと怖さをよく理解していた我々の祖先を、今一度見直すべきと気付かせる名著です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
日本や日本人がかつてこんなにも礼賛されていた事実を、これでもか・これでもか、というくらに発掘してくださった渡辺京二先生。神道と仏教をうまく融合させ、自然のありがたさと怖さをよく理解していた我々の祖先を、今一度見直すべきと気付かせる名著です。
美しくも危険な小説。そんな帯をつけたくなる、小川洋子さんの傑作長編です。作家という職業には、世の中に一石を投じる大切な役目もあるのでしょうか。大切なことをフィクションで伝える明晰な頭脳。そう絶賛したくなる素晴らしい本です。
日本よりずっと国土が広く、しかもほとんどが砂漠というモーリタニアという国で、バッタの研究を続けた著者。ウルドというミドルネームは伊達ではなく、その「バッタ愛」の巨大さや、研究者としてのド根性ぶり。面白い上に大笑いできるんです。