上を向いてアルコール 小田嶋隆氏の「元アル中」カミングアウト
40で酒乱、50で人格崩壊、60で死ぬ。これがアル中の末路だそうです。アルコール依存症の特徴、なぜそうなるのかの具体的な例、互助の世界(アル中同士で集う)についての分かりやすい説明など、体験者ならではの話が盛沢山です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
40で酒乱、50で人格崩壊、60で死ぬ。これがアル中の末路だそうです。アルコール依存症の特徴、なぜそうなるのかの具体的な例、互助の世界(アル中同士で集う)についての分かりやすい説明など、体験者ならではの話が盛沢山です。
競争の経済にあったかな血を通わせよう。医師らしい例えが、敬遠しがちな経済をイメージしやすく説明しています。苦境に立つ日本経済を、明るい未来に導くために。キーワードは「波」「回転」「フロンティア」。さて、日本は強くなれるでしょうか?
惜しまれながらも退陣されたドイツの前首相・メルケル氏。彼女の政治手腕を様々な人がいろんな側面から描き出した秀逸の評伝です。メルケル氏のお人柄が余すところなくクリアになり、益々彼女が好きになります。マリア・テレジアの再来と言われる女帝の生き様をお読みください。
1966年、ビートルズ来日! このビックイベントを成し遂げるために、永島達司という超好人物の存在が欠かせなかったことを、爆笑エピソード盛沢山でお伝えするノンフィクション。世界中のミュージシャンから愛と信頼を集めたサムライ男児の生涯をぜひお読みください。
カルロス・ゴーン被告の日産自動車在籍時の専横ぶりが、現在、裁判で取り上げられているという今朝のコラムを読んで、今、読み進めている平野啓一郎氏の「ある男」を結び付けました。金正恩・プーチンといった独裁者について、思いつくまま綴っています。
俵万智さんをして「今、もっとも感情移入してしまう本」と言わしめる、口語短歌の傑作集。苦難の中、希望を歌に託した魂の絶唱が、胸の奥に染み入って聞こえてきます。もっと生きて、もっと素晴らしい言葉を紡いでほしかった。作者の早逝があまりに残念です。
本日は既に退勤させていただきました。あるいは、ご相談させていただきたく存じます。違和感ありますか? 多用しているクチですか? 相手への敬意より、自分のために敬語を使っていることが、実は最近増えているようですよ。読んでナットクしてください。
あまりにブラックな世界を《小説の世界》だからこそ書けたと思いたい、直木賞受賞作にしては異色の作品と言えるでしょうか。審査員の先生方は「グロイ」表現に辟易されたのか? 私はかなりワクワク読み終えることができました。
日露戦争に「負けた」という仮定による、大正5年の東京が舞台。ロシア統治下で、国を揺るがす陰謀の幕が開く。警察小説の旗手が、正義の警察官・新堂を主人公に据えて、自在に読者の好奇心を揺さぶります。スパイ小説と言っても通じる、歴史改変小説です。
オミクロン株が猛威を奮っている昨今。ワクチン接種希望者の電話も、いささか殺気立っています。コールセンターで勤務する私が、こんな愚痴を書いてしまうのはご法度かもしれないのですが、現状を知っていただきたく、あえて書かせていただきました。