「ラインの河辺」古い本ですが犬養道子女史の名品です。
時が経過しても色褪せることのないドイツ事情のバイブル的な著書。女史の軽快な文章は、ユーモラスで読みやすく、素直に理解・納得できる内容です。かなり変色した文庫本を読み返しましたが、小さな文字も気にならず、今尚古びることのない内容。傑作です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
時が経過しても色褪せることのないドイツ事情のバイブル的な著書。女史の軽快な文章は、ユーモラスで読みやすく、素直に理解・納得できる内容です。かなり変色した文庫本を読み返しましたが、小さな文字も気にならず、今尚古びることのない内容。傑作です。
なぜ犬年ではなく「戌」年なのか? 眠れなくなるほど面白いことばの世界を、専門家集団がわかりやすく解説してくれます。国民の素朴なギモンに全力回答してくれている幻冬舎新書。いずれはシミュレーションがシュミレーションに変わるのでしょうかね。
未来のために「幸せの種」を蒔こう。百年先を見すえて、今をどう生きるか。SDGsを推進するようになって、丁寧な生き方をしようと心がけてきましたが、高野登塾長の分かりやすい講話は、その生き方を具体的に示唆してくださり、心に沁みました。
愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか? 吉本ばななさんの書評「常に冷静に全てを観察している賢い主人公の感情が、優しく大きく揺れるたび、涙せずにはいられない」がこの長編の本髄を十分表現しています。名作です。
その階段を下りると、希望の扉が待っている。駅前の寂れた通りの地下にあるスナック。そこのオーナー兼ママは身長2mを超えるマッチョなオカマ。客の顔ぶれも個性的で、二癖も三癖もありそうな面々ばかり。さあ、読みたくなってきましたね。
旅行目的地ランキングで不動の1位を獲得し続けている「パリ」。誰もが憧れるフランスの首都で、おしゃれなおじさんを見つけては、片っ端からインタビューしまくって作られたこの本は、味のあるイラストと共に、目も心も癒してくれます。
新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ! 世界中の人が飲んでいる「コカ・コーラ」ができたきっかけも、今ではオフィスで欠かせない「ポストイット」が生まれたのも、偶然から。そんな事実に基づいた、金言盛沢山の本です。
ガラス製品。脆くて、同じものは一つもない。SDGs にもかなった、私の好きな素材の一つです。ガラス工房を経営する兄妹の痛くて切ないやりとりが、読んだあと、愛おしさに変わります。寺地はるなさんの新たな感動作をぜひ。
珊瑚を巡る壮大なロマンと、社会問題を正面から扱った小説。どちらも初版が一昔以上前ですが、今も色あせていません。本のタイトルが誤解を生んだ話なども綴ってみました。
海洋プラスチックの再利用や「アップサイクル」という言葉など、有意義な情報満載の今朝の朝日新聞折り込み冊子 GLOBE。コロナで行き場を失ったビールを蒸留するとか、廃棄予定の消防ホースがおしゃれバッグに変身とか。興味ありません?