「ガラスの海を渡る舟」寺地はるな著 泣きます。
ガラス製品。脆くて、同じものは一つもない。SDGs にもかなった、私の好きな素材の一つです。ガラス工房を経営する兄妹の痛くて切ないやりとりが、読んだあと、愛おしさに変わります。寺地はるなさんの新たな感動作をぜひ。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
ガラス製品。脆くて、同じものは一つもない。SDGs にもかなった、私の好きな素材の一つです。ガラス工房を経営する兄妹の痛くて切ないやりとりが、読んだあと、愛おしさに変わります。寺地はるなさんの新たな感動作をぜひ。
珊瑚を巡る壮大なロマンと、社会問題を正面から扱った小説。どちらも初版が一昔以上前ですが、今も色あせていません。本のタイトルが誤解を生んだ話なども綴ってみました。
箱根駅伝が始まる前に、この本のブログを仕上げたい。と、少し無謀なことを考えてしまいました。清瀬さん(登場人物)のような人に手のひらで転がされて、私も一流の何かを目指したい。でも、走るのは勘弁してください。マラソンは苦手なんです。
二人の天才、山中伸弥さんと藤井聡太さん。AI の先端に違う形で携わる二人の対談が1冊にまとまりました。もちろん AI だけでなく、あらゆる可能性に挑戦する姿が、とても分かりやすい表現で書かれています。金言盛沢山の対談集です。
マルチ商法にはまるタイプは、承認欲求が強いようです。自分に自信がない人にオススメするのは、耳タコかもしれませんが「読書」です。きちんと善悪や正しいか誤りかが判断できる力は、知識と経験で身につきます。自信がないなら、それがある人に訊いて確認すること。悪徳商法には十分気をつけてください。
とても薄く、あっという間に読めそうな本ですが、じっくりかみしめるように、ゆっくり味わって読みたい、素敵なお話ばかりです。子どもにも大人にも強く推薦したい、超優良書です。
過去と未来が現在で出会う。小説ならではのイマジネーションの世界が青少年を主人公にスパークします。「どうなってもいい。もう一度会いたい!」若者の一途な恋慕、いいですね。文学で青春しましょう。1冊だけでも2冊共でも楽しめます。
日本の国土の大部分を占める森林。この《森》にはたっくさんの可能性が秘められています。健康のために森の中を歩く「森林浴」。実践するだけでなく、ビジネスチャンスとしてとらえることもできるんですよ。健康になって環境保護にもつながる、欲張りな本です。
ジャニーズのタレントが書いた小説ということで、下駄が履かされた評判かと思いきや、いやいや堂に入った素晴らしい青春小説です。グルメ本としても楽しめる、料理ネタも盛りだくさん。吉川栄治文学新人賞受賞の折り紙つきです。
裏表のない真っ正直な人物・モスバーガーの創業者・櫻田彗氏。その魅力的な人物像が余すことなく描かれた、感動的な伝記です。存命のうちにぜひお会いしたかったと心から思える、強烈で愛に満ちたなキャラクターをぜひご堪能ください。