作詞家・湯川れい子さんが女性たちに贈るエール「時代のカナリア」
平和で差別がない社会を目指して。86歳でもピンヒールを履いて颯爽と現役で活躍している湯川れい子さん。かっこいいです。見習いたいこと、肝に銘じたいこと、金言がいっぱい詰まっています。レッド・ツェッペリンとシンディローパーのエピソードは必読です。
平和で差別がない社会を目指して。86歳でもピンヒールを履いて颯爽と現役で活躍している湯川れい子さん。かっこいいです。見習いたいこと、肝に銘じたいこと、金言がいっぱい詰まっています。レッド・ツェッペリンとシンディローパーのエピソードは必読です。
小説の力を思う存分味わえる、あったかいのに力強い「名作」です。外国人に対して、なんとなくでも《違和感》的なものを抱いている方には、強くおすすめしたい1冊。ボリュームはありますが、ぐいぐい惹き込まれ、充実した読書を楽しめること、保証いたします。
田畑が宅地に変えられ、竹林が切り開かれて分譲住宅として売られている近所の実態。土地の所有者ではないので無責任なことは言えませんが、残念無念と個人的には思っていて・・・で、せめて、自分の意見を聞いていただけそうな草刈について、今日は書かせてもらいます。
ネガティブなセリフをポジティブな言葉に。頭で理解しているつもりでも、実際にはなかなか使いこなせないものです。えてして口癖になってしまっているNGワードがたくさんあることに気づかされ、ハラスメントしてるかも、と反省させられる1冊でした。
高貴な方々の縁談には、個人の自由意思は尊重されない。小室眞子さんがいみじくもおっしゃっていたお気持ちが、端的に描かれた「歴史小説」です。主人公伊都子の古風な考えは、実は今も政権を握る多くの男どもにとっての理想なのかもしれません。
安楽死。なんとも重いテーマですが、死は確実に万人に訪れること。その最期を自分で決められないのは「おかしい」という意見があるのも、理解できなくはありません。様々な法律が、日本では医師を《嘱託殺人》者にしてしまう現実。日本で安楽死ができる可能性は?
樹木希林さんのモットー「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」をしっかり受け継ぎ、良い年齢の重ね方をしていらっしゃる浅田美代子さん。樹木さんの妹とも娘とも思えるくらいの大親友だった浅田さんの初めての著書。読み応えありです。
女優・中谷美紀さんの才媛ぶりは、他のご著書や一度拝見したフランス語でのスピーチで存じ上げておりましたが。ウィーンフィルのビオラ奏者のドイツ人とご結婚されたというニュースに驚きました。幸せな生活ぶりとドイツ語の学習状況が伝わる、興味深い1冊です。
シリアから亡命し、ドイツで成功した児童文学者、ラフィク・シャミ。今回ご紹介しているのは、初めての彼のエッセイで、亡命の50年という長い歳月が、政治腐敗問題の難しさ・根深さを表現しています。
人生、ずっと上り坂ではありません。下り坂に入っていく成人後期、人は心や身体の問題に直面します。その問題が「危機」と呼ぶほど大きくなるのは、えてして順調にトラブルなく生きてこられた方。だからこそ、この本は有益なのです。お守りとしてぜひ一読を。