「リバー」奥田英朗氏・圧巻の犯罪小説は読みごたえあり過ぎでした
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
小説とハウツー物。これが日独の文化比較というか、ライフスタイルの両極端な面を浮き彫りにしていて、どちらも面白く読めます。日独のどっちが優れているかではなく、それぞれの良いところどりをする。人生をうまく生きていくには「柔軟性」が大切です。
コロナで殺伐としている今日この頃。ほんわかできるファンタジーホラーを名手・奥田英朗氏がお贈りします。気軽に読める短編集なのもウレシイ。大丈夫、怖くないです。
中学生が学校内で死んでいるのが発見される。現実には絶対あってほしくないですが、実際に起こっている事案です。それをリアルタッチで書いた奥田英朗氏と「学校内裁判」というオハナシに仕立てた宮部みゆき氏。どちらも力作です。
著者の好きな時代なのでしょうか? 昭和39年の東京オリンピックを前に、工事現場だらけの日本の首都で、警察の威信に関わる事件が起こり・・・感情が目まぐるしく変わる、最高峰のエンターテインメントです。
笑いのツボを刺激しそうな4冊のご紹介。奥田英朗の伊良部精神科医シリーズ「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」。三浦しをんの「舟を編む」。いずれも爆笑必至です。