政府に裏切られた、みかん農家の方たちの裁判記録
かつて、みかん栽培を盛んに奨励・指導した国に、司法までもいささかの責任もないと判定した、原告・みかん農家、被告・国、の裁判記録。日本では誰も失敗の責任をとらないことが、本裁判で明らかとなりました。農業は自然が相手。それを理解していない者が多すぎます。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
かつて、みかん栽培を盛んに奨励・指導した国に、司法までもいささかの責任もないと判定した、原告・みかん農家、被告・国、の裁判記録。日本では誰も失敗の責任をとらないことが、本裁判で明らかとなりました。農業は自然が相手。それを理解していない者が多すぎます。
昭和52年(1977年)8月に発刊された本の新装版。長く愛され読み継がれていくべき本は、一番感動的な詩を帯に載せるくらい、太っ腹な計らい。棟方志功の表紙の文字も味わい深く、愛蔵版として世に広めたい、とびきりの一冊です。
地産地消、旬のものを旬に食べる。それが一番、真っ当で、健康で、多分一番贅沢。なぜ「贅沢」という言葉を使うかというと、日本の農業・漁業が瀕死の状態で、輸入食材に頼らざるをえない状況になりつつあるから。特に輸入野菜の危険をこの本で知ってほしいです。
愉快、痛快、爽快、百姓の言いたい放題。農業の大切さを、身を挺して、渾身の言葉をぶつけて、訴えかけてくる。SDGsをずっと前から推進されていた、故山下惣一さんのご著書。もっと早く巡り合いたかったと後悔しきりです。遅ればせながら読ませていただきます。