ロボットに魂は宿るのか
機械やモノにも感情移入してしまう私は、運転する時にも車に話しかけ、プリンターにもよく働いてくれてありがとうとお礼を言います。ドイツに居た頃は、コピー機を直すゴッドハンドと呼ばれていたことも。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
機械やモノにも感情移入してしまう私は、運転する時にも車に話しかけ、プリンターにもよく働いてくれてありがとうとお礼を言います。ドイツに居た頃は、コピー機を直すゴッドハンドと呼ばれていたことも。
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
200名の患者を看取った看護師が受け入れた、自らの死はどんな形だったか。在宅での終末医療を描くノンフィクションの傑作です。
胸のすく豪快な女性が主人公の歴史小説。長崎で茶葉を商った伝説の商人・大浦慶の生涯はお馴染みの幕末の志士が次々と登場し、さながら偉人の博物館です。
不倫や離婚騒動でたたかれまくっていた乙武さんを、SNSに疎い私は、ただ密かに「私だけは信じています」と隠れキリシタン状態でしたが、四肢奮迅を読んで、大勢の支持者がいたことを知り、安堵しました。