大人向け絵本「戦争をやめた人たち」鈴木まもる
第一次世界大戦中に起きた実話が、素敵な絵本にまとまっています。私は「北風と太陽」のオハナシが好きですが、この絵本も、戦争反対を声高に叫ぶより、プーチン大統領への改心を促す一石となるのでは、なんて勝手に夢想しております。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
第一次世界大戦中に起きた実話が、素敵な絵本にまとまっています。私は「北風と太陽」のオハナシが好きですが、この絵本も、戦争反対を声高に叫ぶより、プーチン大統領への改心を促す一石となるのでは、なんて勝手に夢想しております。
日本サッカーチームを世界に十分通用するレベルに引き上げてくださった、名将イビチャ・オシム。彼の魅力的な人間性を掘り下げ、余すことなく描き切った、名人物伝です。オシムさんの言葉は、いつも深く染み渡ります。
かつて、みかん栽培を盛んに奨励・指導した国に、司法までもいささかの責任もないと判定した、原告・みかん農家、被告・国、の裁判記録。日本では誰も失敗の責任をとらないことが、本裁判で明らかとなりました。農業は自然が相手。それを理解していない者が多すぎます。
1945年8月6日、人類初めての原爆が広島に落とされ、一瞬にして街は壊滅。爆心地に近い人は火の玉に飲まれ、あるいは爆風で建物ごと吹き飛ばされて亡くなりました。少し離れた所にいてすぐには死なずにすんだ人も、地獄のような街で苦しみ、倒れていきました。。。
昭和52年(1977年)8月に発刊された本の新装版。長く愛され読み継がれていくべき本は、一番感動的な詩を帯に載せるくらい、太っ腹な計らい。棟方志功の表紙の文字も味わい深く、愛蔵版として世に広めたい、とびきりの一冊です。
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社の御曹司・階堂彬。二人のアキラが運命・宿命に立ち向かい、時に人命・生命を救う。池井戸氏の得意分野・銀行をメイン舞台に、あっ晴れ男児二人が、立ちはだかるダークサイドを粛清(?)。読後感は爽快かつ感動的です。
夏休みも終盤に差し迫った今、子どもたちに素晴らしい絵本を読んでほしいと、このような2冊を見つけてまいりました。言葉の意味や、起きた事故に想いを馳せる、良いキッカケになってくれればと、僭越ながら願っております。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」著者の待望エッセイ集。週刊新潮連載中です。ペンネームに一瞬「ん?」ってなりましたが、力の抜け感を表しているんでしょうか。由来が知りたいです。壇蜜さんが推薦している本。男の人、特に好きかも。
生まれついての心臓病、飛び抜けた知能を持つギフテッド、不登校、留学、十代での起業、トランスジェンダー、ITの天才、新しい民主主義の旗手、史上最年少の入閣(台湾)、敗者のいないデジタル社会を目指す。誰? そう、オードリー・タンさんです!
若者言葉の連呼はそろそろ卒業したい。もっと威厳を。もうかなりの高ポジションなんだから、相応しい言葉を使わないと。このようなニーズにしっかり答えてくれる、ボキャブラリーが豊富になる本です。場面別に分類されていて、重宝な一冊ですよ。