この本に興味を持って、どうやって入手(借りるも含めて)するかを検討し始めた時、検索レンジになんて入力すべきか、少々悩みました。まあ、NETは何かひっかかれば、とにかくそれらしき候補を挙げてくれる道具なので、どうにかなったのですが。
本のタイトルは、著者名は、と分類立てて訊かれる図書館が「うわあ、お役所」と珍しくネガティブに受け止められたのは、ご愛敬です。
週刊新潮に連載されているコラムとは、お見それいたしました🙇
日常を切り取ったり、過去の著者の体験と絡めたりして、ひとつのコラムにまとめるのは、技と計算力が必要です。燃え殻さんの技量、かなりものとお見受けいたしました。
「ネットはあらゆるミシュランの巣窟」とは、言い得て妙ですね。うまい!
「人はトークイベントに行かない生き物です」は秀逸、感涙ものです。
ペンネームが体現していますが、力の抜けたシュールな文体が、安心感と共感を与えてくれます。イラストも絶妙。
気がかりな方は、週刊新潮をまず読んでみましょう。