気候変動と環境危機を勉強するための立派なご本。グレタ・トゥーンベリさんが纏めてくれました。
これは世界最大の物語であって、私たちは声の届く限り広くあまねく、さらにそのずっと先までも語らなければならない。気候問題の難しさ、やっかいさは、引き起こしている権力者に直接の罰的被害が及ばず、最下位層ばかりが悲惨な目に遭うことです。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
これは世界最大の物語であって、私たちは声の届く限り広くあまねく、さらにそのずっと先までも語らなければならない。気候問題の難しさ、やっかいさは、引き起こしている権力者に直接の罰的被害が及ばず、最下位層ばかりが悲惨な目に遭うことです。
私たちはどんな時に「あ、わかった!」「腑に落ちた」逆に「わけわからん」「何が言いたいねん!」と感じるのか。医学博士というのは、こんなにも高度な方法で、でも平易に理解しやすく、そのシステムを説明できる人種なのですね。凄く興味深い本でした。
戦国末期、シルバーラッシュの石見銀山。今や世界遺産の観光名所ですが、銀堀たちが寿命を全うできず命を落としていった、暗い歴史の舞台でもあります。主人公ウメは女だてらに銀堀に魅せられた勝気な女性。読み始めると、彼女から目が離せなくなるでしょう。
生態系を勉強しながらグングン読める極上のミステリー。動物学者が69歳で初めて執筆した小説というのも、なかなか興味深いバックグラウンドです。著者の深い洞察力があってこその作品と言えるでしょう。最後は涙が溢れました。
食べることは生きること。私は高齢になって口からモノが食べられなくなったら、胃瘻で延命を図るような姑息な手は使わず、ポックリと逝きたいクチです。食べ味わう楽しさ。生きていてよかったと、美食に巡り合う度に思う、単細胞の私にピッタリの本です。
中学受験という、私にとっては迷宮のような世界を垣間見ようと借り出した「勇者たちの中学受験」。受験戦争や教育ママという言葉の起源とも言える「素直な戦士たち」。子を思う親というのは、様々ですねえ。しみじみ考えさせられました。
夢占いという言葉は、聞き覚えがありますよね。例えば「蛇の夢を見たら、お金に縁がある」から宝くじを買いに行ったとか。一富士二鷹三茄子も年初の幸運を願うおめでたいモノたちです。でも「夢分析」はあなたを実際に守ってくれるのですよ。
梅干しを食べた後、種をプランターに埋めてみたり、バジルの種を買ってきて、育ったハーブでジュノベーゼソースを作ったり。どこまで行けるかわかりませんが、自給自足に少しずつ近づけるよう、日々精進しております。良き指南書がこれです。
学問の苦しさと魅力を、数学者が情熱とさりげないユーモアを交えて綴った随筆集。解説の阿刀田高さんの文章も小粋で絶妙。文庫本ならではの美味しいところが満載です。隙間時間にちょこちょこ読める、味わい深い1冊をぜひ。
ネットの監視システムを侮ると、痛い目に遭いそうです。中国やロシアほどではないにしろ、民主主義国と言われている国々でも、表現の自由はどんどん狭められ、政府や大企業の邪悪な者たちによる包囲網が迫っています。危険回避のためには「読書」です!