「まきの」の中華そばが食べたい! 灯台からの響き
宮本先生独特のグルメな記述と、旅情を誘う灯台の描写、そしてチャーミングな登場人物たち。それらが素敵に絡み合って、先生特有のザ・宮本ワールドが炸裂しています。それにつけても「まきの」の中華そばのおいしそうなこと。どなたか作ってくれませんかねえ。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
宮本先生独特のグルメな記述と、旅情を誘う灯台の描写、そしてチャーミングな登場人物たち。それらが素敵に絡み合って、先生特有のザ・宮本ワールドが炸裂しています。それにつけても「まきの」の中華そばのおいしそうなこと。どなたか作ってくれませんかねえ。
大女優にして名エッセイストの高峰秀子さん。夫・ドッコイ・松山善三氏のために甲斐甲斐しくキッチンに立ち、それはそれは美味しそうな料理を作る様には、思わず舌なめずり。うまいエッセイの基本、人間と食べ物の書き方が絶妙です。
200冊以上あるという邱永漢氏の著書の中で、林真理子さんが強く推薦されていたのを読み、手に取りました。邱飯店のメニューも良いですが、ルールも秀逸です。科学信仰にも小さく警鐘を鳴らしてみました。
23時にオープンするという夜食のカフェ。ドラァグクイーンが店主という設定もいわくありげで、興味をそそります。そしてなんと言っても美味しそうなお料理のなんと魅惑的なこと。グルメ本にしたい小説です。
脳がよろこび、本能がうち震える 日本の食べ物たちへの熱い賛歌! イギリス人フードジャーナリストによる、和食礼賛譚。私のイギリス旅行のお話もあります。
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
グルメ小説として、あるいは恋愛小説として、そしてもちろんエンターテイメントとして、幾重にも堪能できる、家計にもウレシイ文庫本シリーズ。