不滅のミステリー 火車
なぜ、宮部みゆき氏は「火車」で直木賞が取れなかったのか。これはもうミステリーファンなら選考委員の面々を笑いものにするくらい、不思議というより《オバカ》な話です。極上のサスペンスをどうぞ。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
なぜ、宮部みゆき氏は「火車」で直木賞が取れなかったのか。これはもうミステリーファンなら選考委員の面々を笑いものにするくらい、不思議というより《オバカ》な話です。極上のサスペンスをどうぞ。
「一人称単数」のある言葉に惹かれ、私の生活ポリシー「持っているものは、皆まんべんなく使ってあげる」について綴りました。説教するつもりはないですが、作った人の想いを大切にしたいと、常々考えております。
太宰治の孫にして、津島佑子氏のお嬢さんという、文芸界のサラブレッドによる渾身の著。デビュー作にして、第163回芥川賞候補作。美文をぜひ、ご堪能ください。
家族の再生、ものづくりの素晴らしさ、盛岡の魅力。。。慎重に糸を紡いで丁寧に織り上げていった極上の布のような、そんな素敵なストーリーです。私は読みながら何度か感極まりました。
200冊以上あるという邱永漢氏の著書の中で、林真理子さんが強く推薦されていたのを読み、手に取りました。邱飯店のメニューも良いですが、ルールも秀逸です。科学信仰にも小さく警鐘を鳴らしてみました。
林真理子さんの動画配信チャンネル「マリコ書房」で紹介されていた本の、同じ著者による作品を読みました。推薦図書は既に貸し出し中だったのです。でもこれも”当り”。敗者復活戦の物語、じんわり心に沁みます。
林真理子さんが手がける「評伝」ということ、また大好きな宮尾登美子先生について綴ったもの、ということで、とても興味深く読みました。ドキュメンタリー作家に鞍替えされては、と思うほど、かなりハマります。
緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させたという触れ込みに「ウソ」はありません。
週刊文春連載の林真理子さんの人気コラム。ウチの母が「センテンススプリング」の意味が分からず、私に訊いてきたエピソードなどを綴っています。