異能の元厚労官僚による憂国の書・第2弾を読む
紹介している本は、どちらもぜひ読んでいただきたいのですが、内容をあまり書くと、面白みが薄れてしまうので、ついつい脇道にそれて、自分の主義主張を綴ってしまうのが、私のブログのパターンです。オリンピック、ほんとにやるんですか?
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
紹介している本は、どちらもぜひ読んでいただきたいのですが、内容をあまり書くと、面白みが薄れてしまうので、ついつい脇道にそれて、自分の主義主張を綴ってしまうのが、私のブログのパターンです。オリンピック、ほんとにやるんですか?
国民的大河小説と言いきっても過言ではない、本好きが首を長くして待っていたシリーズが、文庫本でも堂々の完結を迎えました。宮本輝先生がご自分の一家を中心に数百人を超える登場人物を交錯させて、見事な大作を書きあげてくださったことに拍手です。
東京電力福島第一原子力発電事故後、緊急時非難準備区域に指定された原町。国の自主避難の呼びかけに戸惑う町民の方々。見えない放射能の脅威に曝され耐えながらも郷土に残った人々が負ったものとは。前向きなドキュメンタリーです。
親の終活、二世帯同居、老老介護。。。重そうなテーマですが、桜木紫乃さん独特のしっとりした繊細なタッチで描かれています。女性の書き分けが秀逸な連作。大人の諦観と慈愛に満ちています。
すべては偶然ではない。ただそのことに気づくとき、意識のルネッサンスが始まる。あなたも読んで覚醒しましょう。スピリチュアル・アドベンチャーの始まりです。
婦人解放運動家・伊藤野枝の28年という短く鮮烈な生涯を書ききった圧巻の評伝小説です。この本にからめ、今の資本主義社会がはたして正しいのか、特にコロナ禍という現状の打開策を模索し、次の本へとつなげます。
落語家が書いたボクシング青春小説。1冊で2倍・3倍楽しめます。岩田店長も推してます。ストレス解消したい方、ぜひ、お手にとってみてくださいね。
コロナで殺伐としている今日この頃。ほんわかできるファンタジーホラーを名手・奥田英朗氏がお贈りします。気軽に読める短編集なのもウレシイ。大丈夫、怖くないです。
まず、血圧の高い人には、本書は危険です。読み始めると、まず怒りが湧き、驚き呆れ、だんだん虚しくなっていきます。日本がアメリカの属国であることが、理路整然と書かれており、反論の余地がありません。心してお読みください。
水俣病問題のバイブル・苦海浄土 全三部。これは厚さ6cm以上という、読むのにハードルが高い本です。一方、「ふたり」は皇室のデリケートな立場を表した好書。どちらも良質のノンフィクションです。