マイフェアレディの男性版? クスノキの番人 東野圭吾
これを読まずして東野圭吾ファンと名乗るべからず。とにかく味わえます。楽しめます。感動できます。読書好きならたまらない極上の1冊をぜひどうぞ。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
これを読まずして東野圭吾ファンと名乗るべからず。とにかく味わえます。楽しめます。感動できます。読書好きならたまらない極上の1冊をぜひどうぞ。
鎌田實先生の2冊の名著をご紹介します。どちらも「死」について取り上げており、でも読むと生きる意欲が湧いてくる。科学を尊ぶ医師でありながら、このようなスピリチュアルな世界について書いておられるのは、注目に値します。
太宰治の孫にして、津島佑子氏のお嬢さんという、文芸界のサラブレッドによる渾身の著。デビュー作にして、第163回芥川賞候補作。美文をぜひ、ご堪能ください。
コロナ禍と政治問題をうまく融合させた、パロディ小説。海堂尊氏の筆の速さには唸らされます。書きおろしの初版ゆえか誤植をみつけてしまいましたが、それにしても面白い本です。
女性初の都知事であり、女性初の総理候補とされる小池百合子女史の暴露本。ドキュメンタリーと呼んでも過言ではないくらい、丁寧に作られた本です。何度もふきだしながら読んでしまいました。事実は怖いですが。
涙せずにはいられない、笑わずにはいられない。そんな本を1冊ずつ選びました。電車の中で読むのは大変危険なので、おウチでこっそり読んでください。
「不夜城」のイメージの強い著者が、くつがえしてくれました。人間と犬。その結びつきは太古からであると、歴史書にも触れられています。犬好きの方は絶対はまります。犬の苦手な方も、ぜひお試しあれ。
バイオレンスはなりを潜め、苦労性の代貸が組長の世直し好きに翻弄される、ほのぼの任侠ストーリー。今回は映画館のお話です。現在、全部で5作。行換えの多い文章で、読書が苦手な方にも取っつきやすい本かと思われます。
家族の再生、ものづくりの素晴らしさ、盛岡の魅力。。。慎重に糸を紡いで丁寧に織り上げていった極上の布のような、そんな素敵なストーリーです。私は読みながら何度か感極まりました。
200冊以上あるという邱永漢氏の著書の中で、林真理子さんが強く推薦されていたのを読み、手に取りました。邱飯店のメニューも良いですが、ルールも秀逸です。科学信仰にも小さく警鐘を鳴らしてみました。