極道がなんぼのもんじゃ!
平成16年、懲役刑を受けて出所した沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡が沖に接近し…。「孤狼の血」シリーズ完結編。将来の映画化もほぼ決定でしょう。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
平成16年、懲役刑を受けて出所した沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡が沖に接近し…。「孤狼の血」シリーズ完結編。将来の映画化もほぼ決定でしょう。
なぜ、宮部みゆき氏は「火車」で直木賞が取れなかったのか。これはもうミステリーファンなら選考委員の面々を笑いものにするくらい、不思議というより《オバカ》な話です。極上のサスペンスをどうぞ。
活字ばっかりの本に疲れたら、絵本はいかがですか? 素敵な本を紹介してもらったのをきっかけに、あと2冊、これまでに読んだオススメを思い出して綴ってみました。
「一人称単数」のある言葉に惹かれ、私の生活ポリシー「持っているものは、皆まんべんなく使ってあげる」について綴りました。説教するつもりはないですが、作った人の想いを大切にしたいと、常々考えております。
中学生が学校内で死んでいるのが発見される。現実には絶対あってほしくないですが、実際に起こっている事案です。それをリアルタッチで書いた奥田英朗氏と「学校内裁判」というオハナシに仕立てた宮部みゆき氏。どちらも力作です。
「俺はもう家族も会社も信じない」主人公の鉄平の前に現れる不可思議な現実が、オハナシではなく現実味あるストーリーとして胸に迫ります。直木賞作家・白石一文氏、文句なしの最高傑作です。
2021年秋、ロードショーが決定している「総理の夫」の原作を読みました。なんだか理想的に過ぎる女性総理大臣で、マンガチックな印象が・・・政界エンターテイメントですね。気楽に読めます。
正しい父と息子の関係、正しいじいじと孫のあり方。そんな古き良き時代を彷彿とさせる体当たりの子育て・孫育ての記録物語。古き良き名作が連綿と続いています。
半沢直樹シリーズ最新作はやっぱり裏切りません。ドラマと本、どちらも成功している、世間を歓喜させた注目作について、少し私なりの話を綴ってみました。
「最期は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」森友事件の渦中で、総理夫人らの名を隠蔽するために公文書の改竄を命じられ、懊悩の末、自ら命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。享年54歳。その妻とジャーナリストによる同時進行ドキュメントです。