
「リバー」奥田英朗氏・圧巻の犯罪小説は読みごたえあり過ぎでした
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
京都大学総長が語る、ゴリラに学ぶ「ヒトの未来」。人間は脳が小さいまま生まれ、生後に脳を急速に発達させます。その発達段階で、バーチャルしか見ていない人と、リアルを体験した人では、雲泥の差が出ることは、理解しやすいと思うのですが。
1か月後に処刑される死刑囚との面会から始まる、死刑に関する世界の実情を丹念に取材して書かれた、宮下洋一氏の最新作。「安楽死を遂げるまで」とはまた違った、氏の新しい一面が見られる《究極の死》についてのドキュメンタリーです。
親の野望や都合で、日本に連れて来られた子どもたちが、現在、様々な助けを求めています。私も微力ながら子どもの語学支援をする活動に携わっているので、この「海外ルーツの子ども支援」は、私たちの活動の大切さを世に問うてくれる、うってつけの一冊です。
法治国家の中の無法地帯「入管」。噂には聞いていましたが、ここまで非人道的とは、読んで背筋が寒くなりました。2025年の万博までに「おもてなしの国・日本」らしい、ヒューマンな入管にリニューアルされることを願ってやみません。
林真理子さんが「どうしても描かずにはいられなかった」愛の「奇跡の物語」。膨大な著書数を誇る林さんの、なんと2冊目の《書き下ろし》です。極秘に書かれた物語というだけでも、読者の好奇心をそそります。
着物は昔から好きなのですが、着付けを習って以来、忘れないように、着用して出かける機会を虎視眈々と狙っております。すなおさんのユーチューブの情報は、いつもありがたい。長浜の今年のイベントは、着物好きにとっては大いなる魅力です。
すっかり雪に覆われた感の今日の日本列島。三重県でも珍しい雪化粧が見られます。ゴミを出すのにも重装備で、ドイツで買ったスノーブーツを久々に履きました。そのブーツを買ったドイツのバーゲンとサイズにまつわるエトセトラです。
パートナーが余命一年と宣告されたら、ジタバタするのは女性より男性の方? 仕事一筋で家庭を顧みない世代は、私の年齢あたりまでと推測しています。「私が死んだらこの人は生きていけるのか?」という問いは団塊の世代の男性には厳しいのでは?
北海道砂川市のいわた書店が巻き起こした「一万円選書ブーム」。その誕生秘話を描いた岩田店長の自著のご紹介。そして、最近少しずつ、若い書店長が個性的な本屋さんをオープンしているという嬉しいニュースを知り、古賀詩穂子さんに会いに行ったお話も載せました。