アメリカ初の女性大統領なるか? カマラ・ハリス「私たちの真実」
真実を語ることをなにより大切にするアメリカ合衆国副大統領、カマラ・ハリス氏。数々の厄介な問題にデータ主導の全体論的アプローチで臨み、賢明な解決方法を見出していく。次期大統領の風格が見え隠れする彼女の政治手腕をぜひ読み取ってほしいものです。
真実を語ることをなにより大切にするアメリカ合衆国副大統領、カマラ・ハリス氏。数々の厄介な問題にデータ主導の全体論的アプローチで臨み、賢明な解決方法を見出していく。次期大統領の風格が見え隠れする彼女の政治手腕をぜひ読み取ってほしいものです。
アルピニスト・山野井泰史氏のヒマラヤ登山(正確にはギャチュンカン)の克明な記録を書き綴った「凍」。日本社会党委員長・浅沼稲次郎と彼を刺殺した山口二矢のドキュメント「テロルの決算」。どちらもノンフィクションの傑作です。
グレタ・トゥーンベリさんのドキュメンタリー映画の公開が10月22日に決まりました。この映画が多くの人の目に触れるよう、陰ながら応援していく所存です。BS朝日のドキュメンタリー番組の映像を一部お借りしました。
日本語が巧すぎる盲目のスーダン人が、聞き、嗅ぎ、味わい、感じた日本を描く、前代未聞の面白エッセイ。ひょんなことから19歳で来日。言葉も文化も初めて尽くしの中、様々なピンチに見舞われながらもオヤジギャグまで使いこなすまでになった著者。読んで損はありません。
殺人の濡れ衣を着せられた元自衛隊員が、政府が秘密裏に構築する巨大監視網をかいくぐり、闇を暴きだす。「震える牛」を凌ぐ著者渾身の傑作です。時間に余裕がある時にお読みください。止まらなくなります。
気候変動、コロナ禍・・・。文明崩壊の危機に唯一の解決策は「潤沢な脱成長経済」です。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥ってしまいます。それを阻止するためには、資本主義の際限なき利潤追求を止めなければなりません。
スーダンからやってきた全盲の青年は、どうやって日本語を身につけたのか。見えないということは、メモをとることもできない、つまり丸ごと覚えるしかない、ということですよね。並外れた記憶力で日本語を覚えた《学習奮闘記》です。
副題 イ・ジュンソプと山本方子の百年。運命に引き裂かれた朝鮮人画家と日本人女性の一途な愛。夭逝する人にありがちな心の繊細さが、日本人の「薄幸好き」を刺激するかも。方子(まさこ)さんの前向きな生き方は、見習うに十分値します。興味い本です。
「嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名 サヨナライツカ」 ホストというお仕事、見た目が良いだけでは務まらない、というのは想像に難くありません。31文字に込められた奥意を味わって、彼らの本音に触れてみてください。
いけずな町・京都に飛び込んだアフリカ人学者が、悪戦苦闘の30年を経て著した、渾身の一冊。読了後、何が何でもサコさんとお知り合いになりたい!と、焦がれる気持ちになりました。まずはサンデーステーションを拝見させていただきます。