第15回中央公論文芸賞受賞作 桜木紫乃 家族じまい
親の終活、二世帯同居、老老介護。。。重そうなテーマですが、桜木紫乃さん独特のしっとりした繊細なタッチで描かれています。女性の書き分けが秀逸な連作。大人の諦観と慈愛に満ちています。
親の終活、二世帯同居、老老介護。。。重そうなテーマですが、桜木紫乃さん独特のしっとりした繊細なタッチで描かれています。女性の書き分けが秀逸な連作。大人の諦観と慈愛に満ちています。
すべては偶然ではない。ただそのことに気づくとき、意識のルネッサンスが始まる。あなたも読んで覚醒しましょう。スピリチュアル・アドベンチャーの始まりです。
婦人解放運動家・伊藤野枝の28年という短く鮮烈な生涯を書ききった圧巻の評伝小説です。この本にからめ、今の資本主義社会がはたして正しいのか、特にコロナ禍という現状の打開策を模索し、次の本へとつなげます。
落語家が書いたボクシング青春小説。1冊で2倍・3倍楽しめます。岩田店長も推してます。ストレス解消したい方、ぜひ、お手にとってみてくださいね。
コロナで殺伐としている今日この頃。ほんわかできるファンタジーホラーを名手・奥田英朗氏がお贈りします。気軽に読める短編集なのもウレシイ。大丈夫、怖くないです。
まず、血圧の高い人には、本書は危険です。読み始めると、まず怒りが湧き、驚き呆れ、だんだん虚しくなっていきます。日本がアメリカの属国であることが、理路整然と書かれており、反論の余地がありません。心してお読みください。
お笑い芸人にしてゴミ清掃員の滝沢秀一さんによる、ゴミ清掃の現場のヤバさは、ご著書を読んだ上で実感していただくとして。日独のゴミ収集方法の違いや、本物のお金持ちのゴミの捨て方など、私の体験談を中心に綴りました。
水俣病問題のバイブル・苦海浄土 全三部。これは厚さ6cm以上という、読むのにハードルが高い本です。一方、「ふたり」は皇室のデリケートな立場を表した好書。どちらも良質のノンフィクションです。
盲目の書評家や空手7段のブック・プロデューサーなど魅力的な登場人物が織りなす、書物への深い愛、物語への強い信頼。さて、この本にこめられている「ミラクル」とは? 手に取って確かめてみましょう。
76歳、一人暮らし、清掃パート勤め。そんな女性の切なる願いは「刑務所に入りたい」。万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人。どれが1番長く刑務所に入れるか? 桐子さんの模索が始まります。