本屋大賞一覧

優しい音楽 優しい時間

心がささくれだっている時に、気持ちを穏やかにしたくて本に手を伸ばすことがあります。瀬尾まいこさんの作品は、心を優しい気持ちにさせてくれる、ハーブティーのような効果がある作品が多いですね。

最後の晩餐ならぬ最後のおやつ

最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。

数学が好きって変ですか?

数学が嫌いという人はかなり多く、この本屋大賞受賞作も「数式」という言葉で毛嫌いして読まない人がいるようです。でもそんな理由でこの愛すべき物語の神髄に触れないのは、あまりにもったいない。

健康のために笑いましょう。

笑いのツボを刺激しそうな4冊のご紹介。奥田英朗の伊良部精神科医シリーズ「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」。三浦しをんの「舟を編む」。いずれも爆笑必至です。