2021年11月一覧

今昔、外国人対応、ドイツと日本

島国ニッポンにも徐々に外国人が増えてきました。今後さらに増えることが予想されます。私たちはどう受け入れ、対応すべきかということを、少し考えてみてはと思い、先例であるドイツの現状を少し取り上げてみました。

森へ行こう!「あたらしい森林浴」小野なぎさ著

日本の国土の大部分を占める森林。この《森》にはたっくさんの可能性が秘められています。健康のために森の中を歩く「森林浴」。実践するだけでなく、ビジネスチャンスとしてとらえることもできるんですよ。健康になって環境保護にもつながる、欲張りな本です。

カズオ・イシグロの「クララとお日さま」。ノーベル文学賞作家の作品は手強いです。

ポエムなタイトルから安易に手に取ると痛い目に遭う、ふか~いオハナシです。ゆっくりじっくり読んで味わうべき作品と言えるでしょう。ロボットと少女の友情物語。愛とは? 知性とは? 家族とは? イシグロ氏の作品には、いつも熟考を強いられます。

壮大な恋愛小説「自転しながら公転する」

フワフワと浮ついた恋愛ではなく、人間の業や打算やずうずうしさ、一方でとてもピュアな精神など、実に奥深く遠大な恋。林真理子さんは《ちまちました》と表現していらっしゃいましたが、私にとっては、ある意味ものすごく「リアル」な内容でした。タイトルにふさわしい壮大な恋愛小説です。