思いがけないことを発見するために「読書」を!

セレンディピティ。

ちょっと覚えにくい横文字ですが、とっても良い意味。「思いがけないことを発見する能力」

ドイツ語には Ich habe Schwein. イッヒ ハーベ シュヴァイン という表現があり、直訳すると「豚を持っている」ですが、ドイツでは豚は幸運を意味し、”棚からぼた餅”に限りなく近いイメージの慣用句です。

探しているものは、なかなか見つからないことが多くないですか?

例えば、必要なものがあって、買い物に出ても、自分の望んでいるイメージにぴったりの物になかなか巡り合えない。

ところが、なにげなくフラついている時なんかに「あ、これ素敵!」という、出会いめいたことがあれば、そういう物は私の場合”即買い”です。

そして、しばらくすると、それが生かせる絶好の場面が訪れます。

なんというか、神様的な存在が、エサを投げてくれているというか、チャンスを見つける目を鍛えてくれているというか。

本も同じです。いろんなジャンルを読む、私はかなりの乱読傾向ですが、素晴らしい言葉に巡り合ったら、即メモ!

金言だったり、新しい分野への示唆だったり、悩んでいたことへの回答だったり。

いたずらな時間の無駄遣いはしたくありませんが、いろんな機会を前向きにとらえ、犬も歩けば棒にあたる精神で日々を過ごすと、世の中は実に多くの発見が待っていてくれることに気付きます。

食わず嫌いはもったいないです。たまには新しいコトにチャレンジ! 読書も同じですよ。