Book一覧

なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか? 犯罪の世間学がひも解きます。

略奪や暴動をおこさず、おきたとしてもそれに厳しい目を向ける日本人。その感性を作り出す独特の秩序である「世間」。空気を読む、既読スルー、同調圧力など、「世間」という日本人にとってのあたりまえを今一度掘り下げて言語化したのがこの本。勉強になります。

芝園団地に住んでいます-外国人との共生について

日本人と外国人が同じ場所に暮らす時、何が起きるのか。住民にはどんな感情が生まれるのか。そこで起きること、芽生える感情に対して、どうすればいいのか。そんなことを問いかけながら、芝園団地で暮らす一人の住民の記録。リアルなルポです。

「コロナ戦争」岡田晴恵さんと田村前厚労大臣の闘いの記録

林真理子さん「あの時こんな会話がなされていたのだ、こんな駆け引きが。こんな過ちが。初めて知る真実に戦慄する!」 佐藤優さん「危機管理が混乱を極めた状況での専門家の奮闘が岡田晴恵氏の視座から強い熱量で記されている。圧倒された」 この国の罪と病!

作詞家・湯川れい子さんが女性たちに贈るエール「時代のカナリア」

平和で差別がない社会を目指して。86歳でもピンヒールを履いて颯爽と現役で活躍している湯川れい子さん。かっこいいです。見習いたいこと、肝に銘じたいこと、金言がいっぱい詰まっています。レッド・ツェッペリンとシンディローパーのエピソードは必読です。

入管法改正の参考文献にぜひ加えてほしい名作「やさしい猫」中島京子著

小説の力を思う存分味わえる、あったかいのに力強い「名作」です。外国人に対して、なんとなくでも《違和感》的なものを抱いている方には、強くおすすめしたい1冊。ボリュームはありますが、ぐいぐい惹き込まれ、充実した読書を楽しめること、保証いたします。