落語の世界へご招待
落語好きにも、そうでないあなたにも、笑いあり、涙ありの素人落語寄席、いかがですか? 知れば知るほど、落語が描く人間の物語は深く、怖く、でも温かいものです。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
落語好きにも、そうでないあなたにも、笑いあり、涙ありの素人落語寄席、いかがですか? 知れば知るほど、落語が描く人間の物語は深く、怖く、でも温かいものです。
宗教を作る話と、宗教にはまる話。どちらも興味深いテーマです。マルチ商法とか投資詐欺など、お金に執着する人の末路は、あまりみっともいいもんじゃありません。万人がささやかな幸せで満足するユートピア。夢でしかないのでしょうか。
世の中に渦巻く「許せない」感情はなぜ生まれるのか? 歪んだ正義感の裏に潜む驚くべき脳の構造に迫った本書。自分は絶対正しい、他人の言動が許せない。そんな狭量に陥っている人を見かけたら、要注意です。
社会派ミステリー「震える牛」を読み返しました。現実と引き合わせて考えると、なんともオソロシイ小説です。「クランクイン」は打って変わって、楽しいエンターテインメント。映画を観る目が変わります。
普通に暮らし、普通に生きてきたつもりだったのに。自分は下に落ちていた? 毎日新聞連載当時から大反響だった新聞連載小説。林真理子さんの真骨頂です。
桜や花火など、儚いもの好きの日本人は、太宰治のような、若くして入水自殺した作家への思慕も深いようです。「明るい方へ」の著者・太田治子さんは太宰治の娘でありながら、父を冷徹な目で見て書いています。
人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡がインドの寒村へマザークリスタルを求めて赴き、謎の少女に出会う。彼女は女神か、あるいは魔女か? 貧富の差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造。世界の縮図を篠田氏が克明にドラマチックに描きました。
将棋の世界は奥が深くて、はまると溺れそうですが、この2作品は「笑えます」。著者はきっと楽しんで書いていたんだろうなという想像がたやすく出来るくらい面白い。真田信繁と林鋭生。どちらも魅力たっぷりです。
ビートルズのメンバーが、ロックシンガーにありがちなメタボにならず、ずっとスリムな体型を保ち、ポールやリンゴに至っては、70代になってもいまだ元気に現役で活躍している秘密はどこに? さあ、読んでみましょう。
心がささくれだっている時に、気持ちを穏やかにしたくて本に手を伸ばすことがあります。瀬尾まいこさんの作品は、心を優しい気持ちにさせてくれる、ハーブティーのような効果がある作品が多いですね。