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私のショートカット思考

語学に王道なし! は私の金言。これだけ覚えれば大丈夫、などという文言をよく見かけますが、ちゃんとコミュニケーションを取れる語学力を身につけるには、地道な努力しかないと実感しています。そんな私の「ショートカット思考」って?

一流ホテルの接客技術で介護の心得を学ぶ「祖母姫、ロンドンへ行く!」

旅行記とかエッセイとか、そんな軟弱なジャンルで一括りにしたくない、なんとも贅沢な本です。なにしろ大笑いできて、しかもよく読めば、勉強になるネタがゴロゴロ転がっています。一流の場所で働く方々は、不断の努力を惜しまない。これ、永遠の真実です。

大活字本に推薦される本は名著が多い。「人間の値打ち」鎌田實先生の傑作もそうです。

格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている現代。パワハラで鬱病や、酷いケースでは自殺にまで追い込まれ、一方一部の勝ち組は、尊大にふんぞり返り、弱者を顧みません。混迷の時代に「人間を見直す」ための一冊です。

なぜ父親は出自を語らなかったのか。安田菜津紀さんの魂がこもった兄への手紙をご紹介します。

高二の時に父親が在日コリアン二世だと知って以来、家族とは何か、という命題を軸に、フォトジャーナリストとして精力的に活動をされている安田菜津紀さん。貧困や災害、紛争下で生きる人々への取材を通じて、世の中の根深い「偏見」と闘っている、勇気ある女性です。