大活字本に推薦される本は名著が多い。「人間の値打ち」鎌田實先生の傑作もそうです。

鎌田先生の精力的な行動ぶりは「ひょっとして先生だけ、1日30時間ある?」とか「1週間が10日ある世界にワープしてるんですか?」と疑いたくなるくらい、八面六臂のご活躍です。

この「人間の値打ち」は、現代の格差社会に大きな一石を投じる名著中の名著。

ランク付けという、人にラベリングする嫌な言葉がありますが、《値打ちのある人》は確かに存在します。自分の価値を見つけ、ないなら磨き・育て、成長していきたいなあと、特に被災地にある支援を待つ人々に想いを寄せながら、最近とみに考えるようになりました。

AIがどんどん蔓延ってきていますが、その人工知能に

―地球を守るためには、どうすれば良いか?

と質問したら

――人間がいなくなること

という回答が出るブラックな未来は、リアルにあり得るかもしれないのです。

鎌田先生のご著書は、警告を発しながらも、ポジティブな解決例が適切に示されていて、前向きになれるからスゴイです。

大阪にある『パプアニューギニア海産』という会社。オモロオオオオイですねぇ。いやあ、すんごい。私も大阪に住んでいたら、ぜひ働きたいです♡

プラスの刺激をたくさん与えてくれる名著。大活字本になるのも納得。必読です!