宮下洋一氏による安楽死についての話題作を2冊、読了しました。
安楽死。なんとも重いテーマですが、死は確実に万人に訪れること。その最期を自分で決められないのは「おかしい」という意見があるのも、理解できなくはありません。様々な法律が、日本では医師を《嘱託殺人》者にしてしまう現実。日本で安楽死ができる可能性は?
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
安楽死。なんとも重いテーマですが、死は確実に万人に訪れること。その最期を自分で決められないのは「おかしい」という意見があるのも、理解できなくはありません。様々な法律が、日本では医師を《嘱託殺人》者にしてしまう現実。日本で安楽死ができる可能性は?
樹木希林さんのモットー「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」をしっかり受け継ぎ、良い年齢の重ね方をしていらっしゃる浅田美代子さん。樹木さんの妹とも娘とも思えるくらいの大親友だった浅田さんの初めての著書。読み応えありです。
女優・中谷美紀さんの才媛ぶりは、他のご著書や一度拝見したフランス語でのスピーチで存じ上げておりましたが。ウィーンフィルのビオラ奏者のドイツ人とご結婚されたというニュースに驚きました。幸せな生活ぶりとドイツ語の学習状況が伝わる、興味深い1冊です。
シリアから亡命し、ドイツで成功した児童文学者、ラフィク・シャミ。今回ご紹介しているのは、初めての彼のエッセイで、亡命の50年という長い歳月が、政治腐敗問題の難しさ・根深さを表現しています。
人生、ずっと上り坂ではありません。下り坂に入っていく成人後期、人は心や身体の問題に直面します。その問題が「危機」と呼ぶほど大きくなるのは、えてして順調にトラブルなく生きてこられた方。だからこそ、この本は有益なのです。お守りとしてぜひ一読を。
1冊目が面白くて、文庫本を購入してしまった「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」。息子君の成長が気になり、続編の「2」を喜々として借りました。英国ブライトンという土地柄のせいなのか、ブレイディ家が特殊なのか。期待を裏切らない内容でした。
トスカーナの山沿いにある村。何世紀にもわたって本の行商で生計を立ててきたという。籠いっぱいの本を担いで国じゅうを旅し、「読む」ことを世に広めた人たちのおはなし。イタリア・本の露天商連盟から《金の籠賞》を贈られた、読み継がれるべき1冊です!
すみません。またまたブログのタイトルとは別のネタ、映画のおはなしです。昨日の映画の日にちょうど時間が捻出できたので、新聞広告に釣られて観てきました。「あいのうた」は音楽を聴く環境をしっかり整えてご鑑賞いただきたく、お願い申し上げます。