あっぱれ、子育てのバイブル「マザー・グースと三匹の子豚たち」
40歳を目前にして、人生のリセットと家族のリフォームを思い立った著者が、1年間の大休暇を宣言して、日本を脱出。美しい自然と豊かな伝統と古き良き価値観が当時もまだ残っていた、アメリカ/イースト・ハンプトンで母子4人が過ごした、幸せな日々の物語です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
40歳を目前にして、人生のリセットと家族のリフォームを思い立った著者が、1年間の大休暇を宣言して、日本を脱出。美しい自然と豊かな伝統と古き良き価値観が当時もまだ残っていた、アメリカ/イースト・ハンプトンで母子4人が過ごした、幸せな日々の物語です。
挫折した人ばかり、チーム編成ギリギリの9人が集まってできた、草野球チーム。監督兼選手はかつて高校野球の花形選手として名を馳せた、でも今は引きこもりからやっとフリーターになった、かなり肥満気味の巨漢。そんな主人公を中心に、スポーツドラマが展開されます。
死刑が必要だという心情は、実は時代劇やヒーローものによって操作された感情かもしれません。犯罪を犯さざるを得なかった被告の生い立ちを慮り、犯罪そのものを根絶する社会の必要性が、この本では静かに訥々と語られています。
「お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう」。本の話。いいですね。明日・秋分の日は、母と電車で京都へお墓参りに行きます・車中で読む本は、既に準備OK。次回も、その次も、その次の次も、違う本をテーマにたくさんお喋りできますように。
九州で四代百年続く「医者の家」を描いた、心打たれる【名作】です。町医者、なんとステキな響きでしょう。大病院で難しい手術をこなす医師の権威も、もちろんご立派です。でも、日常の生活習慣を正し、庶民の健康を守る・町医者・の存在感、大事です。
世に不倫は多くあります。これだけ断罪されている芸能人が次々に現れても、消えることはありません。愛なら許されるのか、理が勝つべきなのか。脳科学者と国際指政治学者が、それぞれの得意分野で、結婚の真実を語り尽くしています。
かつてカルト集団として批判された団体の敷地から子供の白骨が発見された・・・子供の頃の記憶と現在の大人になった主人公の心情が、見事にシンクロしていて、子供時代という誰もが通過するトキと、子育ての難しさという重いテーマが示されます。オススメですよ。
鎌田實さんのご推薦の絵本。どこで見つけられたんでしょうか。よく面白い本を発掘なさってくださいます。小さめの本で、子供にこの面白さが分かってもらえるか、う~ん、答えが出ません。とにかく私は楽しめました。
京都を舞台に、ドイツ人男性と日本人女性が恋に落ちる、素敵な恋愛小説。比喩の表現が、日本人にはない発想なのが、ひときわ新鮮でした。禅問答あり、漢字の成り立ちの説明あり。日本人以上に日本文化に詳しいかもしれない、アンドレアス・セシェさんの著作です。