私は今、自分の生活環境に満足しているだろうか？
自分が本当に幸せだと感じられる環境に、身を置いているだろうか？
なんかテキトーに「ま、これでいいか」とか「とりあえず、これにしとこう」と、安易な気持ちで選んだモノに囲まれていると、生活、いや大げさに言うと《人生》がツマラナイものになってしまう。
ツマラナイは大げさかもしれませんが、心から「アイム ハッピー！」という状態ではないのは事実です。
安達茉莉子さん、あるミニマリストに触発されて、ご自分の住居、家具、持ち物をじっくり見つめなおし、理想の生活環境を作り始めました。その過程がこの「私の生活改善運動」に描かれています。
自分で納得のいく本棚を作る。本当に着たい服を自分で縫う。究極のDIYを実践されていて、それがとても楽しそう。出来上がったものが愛おしくてたまらない様子が、読んでいる私にまで伝染してきます。
まるまる真似をするのは無理としても、ひとつひとつ出来るところから、お気に入りのもの以外は手放すなどのアクションを起こせば、自分の幸福度を少しずつ上げていくことができるはず。
大金を持つとか、見栄を張るための贅沢とかではなく、自分の魂が心から喜べる、そんな理想の環境に身を置いてみたいと思いませんか？
この本には、そうなるための具体的なヒントが、めいっぱい詰まっています。衣食住だけでなく仕事や人間関係も、慌てず焦らず諦めずで、少しずつ「改めて善くしていく」。しあわせになることに、ぜひ取り組んでみてください。