10月に日本で封切された意味は?「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

アメリカでの封切は4月12日。世界の主要な60数か国(ウクライナとロシアを含む!!!)でも4月末までに上映され、5月には中南米の4か国と台湾、6月に中国でも公開された Civil War (直訳すると「内戦」邦題は「シビル・ウォー アメリカ最後の日」)。

11月に大統領選挙があるという、なんとも意味深な時期(10月4日からスタート)に、ようやく日本でも煽情的なCMで各映画館での鑑賞が可能になりました。

よっぽど検閲に慎重になったんでしょうかねえ。私の英語力ではリスニングと字幕の齟齬などは見つけられませんでしたが、1曲、全く歌詞を出さない唄があったのが、妙に違和感を与えました。

歌の歌詞は比喩なども多く含まれたりするので、訳すのが難しかったのか、ヤバイ内容だったのかは分かりませんが、セリフは短いものが多く、全体的にはバイオレンス感満載のハリウッド映画(なのかな?)でした。

ここはロケかな? これはセットだろうな、でもモンの凄く巨大で大掛かりなセットを作れるアメリカっちゅうのはデカい映画撮影所を持ってるなあ。(太秦映画村と比較するのは気の毒ですかね)

いろいろサブスクっぽい感想ばかり書いてますが、冒頭に【3期】目の大統領が出てきて、途中「お前はどの種類のアメリカ人だ?」というタイトルに相応しいセリフが出てくるあたり、ただのエンタメ映画とは一線を画している、今年を狙って作った映画なのかと、自分なりに掘り下げて考えました。

トランプ前大統領は、自分が再選されたら、在任中及びバイデン大統領在任期間に自分を陥れ(ようとし)た人物に全て復讐すると公言してはばかりません。また水面下では様々な画策をしているようで、それらの動きはヒトラーが独裁政権を握るに至った動きとそっくりです。

石破総理はフタを開けたら「前言撤回」ばっかりだし。

イヤな世の中ですねぇ。

この映画。まあ、お早めに観て、自分なりの対処法を考えることをおススメいたします。