
「蜜蜂と遠雷」言葉と映像と音楽と。
本日・2023年10月3日、13時よりBSプレミアムで放映された映画「蜜蜂と遠雷」。見たいような、でも筋も誰が何位になるか、何を受賞するかまで知ってるし。と劇場には行かず、テレビで無料で観れるこの機会を逃してなるものかと、しっかり視聴いたしました。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
本日・2023年10月3日、13時よりBSプレミアムで放映された映画「蜜蜂と遠雷」。見たいような、でも筋も誰が何位になるか、何を受賞するかまで知ってるし。と劇場には行かず、テレビで無料で観れるこの機会を逃してなるものかと、しっかり視聴いたしました。
お探しの本、見つけます。手数料はあなたの人生の物語。そのまんま「ザ・フィクション」のような筋立てですが、全て【実話】というのは、心底驚いてしまいます。本に纏わるオハナシって、やっぱり・深い・ですねえ。読後感は満足満足です。
中学生くらいの読者をメインに意識した、哲学を分かりやすく紐解いている本。人生最大の謎を解く冒険がはじまる、とありますが、ティーンエイジャーにとっては、正にそうなのかもしれませんね。その「そう」って? それは読んでのお楽しみ。
水中の華、アーティスティックスイミングでオリンピックを目指す少女と、オタッキーなユーチューバーが、同じ高校のクラスメイト。二人の風変わりな関係が、不思議にシンクロして、楽しい小説の一丁上がり! 悩めるココロ、解決するかも!
これは世界最大の物語であって、私たちは声の届く限り広くあまねく、さらにそのずっと先までも語らなければならない。気候問題の難しさ、やっかいさは、引き起こしている権力者に直接の罰的被害が及ばず、最下位層ばかりが悲惨な目に遭うことです。
私たちはどんな時に「あ、わかった!」「腑に落ちた」逆に「わけわからん」「何が言いたいねん!」と感じるのか。医学博士というのは、こんなにも高度な方法で、でも平易に理解しやすく、そのシステムを説明できる人種なのですね。凄く興味深い本でした。
戦国末期、シルバーラッシュの石見銀山。今や世界遺産の観光名所ですが、銀堀たちが寿命を全うできず命を落としていった、暗い歴史の舞台でもあります。主人公ウメは女だてらに銀堀に魅せられた勝気な女性。読み始めると、彼女から目が離せなくなるでしょう。
生態系を勉強しながらグングン読める極上のミステリー。動物学者が69歳で初めて執筆した小説というのも、なかなか興味深いバックグラウンドです。著者の深い洞察力があってこその作品と言えるでしょう。最後は涙が溢れました。
食べることは生きること。私は高齢になって口からモノが食べられなくなったら、胃瘻で延命を図るような姑息な手は使わず、ポックリと逝きたいクチです。食べ味わう楽しさ。生きていてよかったと、美食に巡り合う度に思う、単細胞の私にピッタリの本です。
中学受験という、私にとっては迷宮のような世界を垣間見ようと借り出した「勇者たちの中学受験」。受験戦争や教育ママという言葉の起源とも言える「素直な戦士たち」。子を思う親というのは、様々ですねえ。しみじみ考えさせられました。