心理的安全性をつくる言葉55 最高のチームはみんな使っている?!

「心理的安全性」という言葉。私は初めてお目にかかったのですが、監修の石井遼介氏の前著「心理的安全性のつくりかた」がベストセラーだったそうで。勉強不足で失礼しました。

漢字表記の言葉の良さは、初めての言葉でも字面で意味がおおよそ分かること。

そもそも《心理》と《安全》はどちらも見慣れた言葉だから、『的』や『性』がくっついて、二つがつながったこの長い熟語(?)は、類推がカンタン。

漢字を覚えるのは、他の言語の文字表記と比較すると、確かに《膨大》だけど、ある程度「規則」を覚えれば、こんなに便利な文字はない。留学生の皆さん、頑張ってください!!!(急に日本語講師モードになりました)

というわけで、タイトルにとても興味を惹かれて、購入したこの本。はっきり言って【当たり】でした。

コミュニケーション上の言葉選びが、・NGワード・と・正しい(良い)言い方・を対比して掲載してあり、非常に分かりやすいのです。

しかも、深く納得できるような、そして私自身、イージーにNGワードを多発しているなあ、と反省しきりの内容でした。

でも実際、このNGワードの数々は、本当に多くの方が日々(特に職場で)使っている、相手をワナにおとしめやすい「BADワード」であることが、自分でふりかえってみても、良くわかるんです。

まずは霞が関の官僚連中に必読書として勧めたいですね。役所とか大手の有名企業なども、NGワード多発地帯とお見受けします。

私も仕事をする際、年齢的なこともあって、上に立つことが多いのですが、この本を精読して、良い言い方をきちんと身につけ、相手のポテンシャルをあげられる存在になりたいと、心に誓っているところでございます。