加瀬俊一氏という英傑の存在を評伝で知る喜び
大東亜戦争と激動の昭和史をある男性の一身で象徴できるという。その名も「加瀬俊一」。評伝に出てくる人物は軒並み超が10個くらい付きそうな有名人がずらり。歴史に名を刻む大物との交流歴を見るにつけ、史実を曲げずに読みたい! と読書欲がまた掻き立てられたのでした。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
大東亜戦争と激動の昭和史をある男性の一身で象徴できるという。その名も「加瀬俊一」。評伝に出てくる人物は軒並み超が10個くらい付きそうな有名人がずらり。歴史に名を刻む大物との交流歴を見るにつけ、史実を曲げずに読みたい! と読書欲がまた掻き立てられたのでした。
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
京都大学総長が語る、ゴリラに学ぶ「ヒトの未来」。人間は脳が小さいまま生まれ、生後に脳を急速に発達させます。その発達段階で、バーチャルしか見ていない人と、リアルを体験した人では、雲泥の差が出ることは、理解しやすいと思うのですが。
1か月後に処刑される死刑囚との面会から始まる、死刑に関する世界の実情を丹念に取材して書かれた、宮下洋一氏の最新作。「安楽死を遂げるまで」とはまた違った、氏の新しい一面が見られる《究極の死》についてのドキュメンタリーです。
親の野望や都合で、日本に連れて来られた子どもたちが、現在、様々な助けを求めています。私も微力ながら子どもの語学支援をする活動に携わっているので、この「海外ルーツの子ども支援」は、私たちの活動の大切さを世に問うてくれる、うってつけの一冊です。
法治国家の中の無法地帯「入管」。噂には聞いていましたが、ここまで非人道的とは、読んで背筋が寒くなりました。2025年の万博までに「おもてなしの国・日本」らしい、ヒューマンな入管にリニューアルされることを願ってやみません。
林真理子さんが「どうしても描かずにはいられなかった」愛の「奇跡の物語」。膨大な著書数を誇る林さんの、なんと2冊目の《書き下ろし》です。極秘に書かれた物語というだけでも、読者の好奇心をそそります。
パートナーが余命一年と宣告されたら、ジタバタするのは女性より男性の方? 仕事一筋で家庭を顧みない世代は、私の年齢あたりまでと推測しています。「私が死んだらこの人は生きていけるのか?」という問いは団塊の世代の男性には厳しいのでは?
北海道砂川市のいわた書店が巻き起こした「一万円選書ブーム」。その誕生秘話を描いた岩田店長の自著のご紹介。そして、最近少しずつ、若い書店長が個性的な本屋さんをオープンしているという嬉しいニュースを知り、古賀詩穂子さんに会いに行ったお話も載せました。
メディカルストレスケア。現代病とも言える「だるい、やる気が出ない、イライラする、落ち着かない、心が空虚、眠れない・・・」というようなメンタル疾患。慢性的な不調を食生活の見直しやサプリメントで改善させる名医の著書です。読んで損はないはず。