隆祥館書店セレクト一覧

「デジタル・ファシズム」堤未果著。特に教育分野の方、必読です。

スーパーシティ、デジタル給与、オンライン教育。便利かもしれません。でも危険なんです。マイナポイント最大2万円に心惹かれている方、ちょっと待ってください。あなたの行動が逐一監視される生活を望んでいますか? 人間らしく生きるために必読の本なんです。

作詞家・湯川れい子さんが女性たちに贈るエール「時代のカナリア」

平和で差別がない社会を目指して。86歳でもピンヒールを履いて颯爽と現役で活躍している湯川れい子さん。かっこいいです。見習いたいこと、肝に銘じたいこと、金言がいっぱい詰まっています。レッド・ツェッペリンとシンディローパーのエピソードは必読です。

ドイツの名宰相ビスマルクも救った自然療法の威力!

現代医学の最先端をいっているように見えるドイツが、実は自然治療にも心酔しているというのは、ちょっと驚きの事実かもしれませんね。でも、リサイクル先進国で環境保護に熱心な国民性ですから「薬よりハーブティー」というドイツ人的発想はまったくもって《普通》なのです。

メルケル前首相の評伝。プーチンの冷酷さがよく著されています。

惜しまれながらも退陣されたドイツの前首相・メルケル氏。彼女の政治手腕を様々な人がいろんな側面から描き出した秀逸の評伝です。メルケル氏のお人柄が余すところなくクリアになり、益々彼女が好きになります。マリア・テレジアの再来と言われる女帝の生き様をお読みください。

森へ行こう!「あたらしい森林浴」小野なぎさ著

日本の国土の大部分を占める森林。この《森》にはたっくさんの可能性が秘められています。健康のために森の中を歩く「森林浴」。実践するだけでなく、ビジネスチャンスとしてとらえることもできるんですよ。健康になって環境保護にもつながる、欲張りな本です。

隆祥館書店の二村店長より推薦いただいた「サード・キッチン」白尾悠著

留学したアメリカで孤独な境遇に悩む主人公。真面目ゆえに陥る負のスパイラルから救い出してくれたのは、サード・キッチンの仲間との出会いでした。さてどんな食堂か。それは読んでのお楽しみ。勇気を出すことの大切さ、努力は必ず報われると信じられる、素敵な物語です。