便乗値上げに騙されず、本当の価格を知るために「安ければ、それでいいのか!?」

地産地消、旬のものを旬に食べる。それが一番、真っ当で、健康で、多分一番贅沢。なぜ「贅沢」という言葉を使うかというと、日本の農業・漁業が瀕死の状態で、輸入食材に頼らざるをえない状況になりつつあるから。特に輸入野菜の危険をこの本で知ってほしいです。

コロケーションって何のこと?

初級から学ぶ 日本語コロケーション という本を買ってきました。日本語学習者用の書籍ですが、教える側にもヒントになること、新たに気付くことがいっぱいでした。どんな言語にも「コロケーション」はあると思いますが、日独の例をひいてみました。

月夜の森の梟 小池真理子さんの亡き夫への想いがいっぱい詰まった名エッセイです。

「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」こんなセリフを配偶者や恋人に言われたら。亡き夫の想い出に囲まれ、かつての記憶が不意打ちに現れては、涙に暮れる。作家ならではの感性ではなく、多くの人が同じような喪失体験を味わっています。

ノーベル文学賞の絵本作家による「どっちの勝ち?」は深~い絵本です。

絵本を侮ることなかれ。作者モリスンは「他者を単一の考えで理解しようとすることは、倫理的な態度ではない」と言っています。自分の価値観だけで他人を評価することは、その人を自分の支配下に置こうとする行為につながるのです。ふかあいオハナシ3つ。エンジョイ!

岸惠子自伝 女優・国際ジャーナリストの芳醇なエッセイ風自叙伝。

戦争体験、女優デビュー、人気絶頂期に国際結婚し日本を脱出、フランス人夫との日々、娘との関わり、一流文化人との華やかな交流・・・波乱万丈が服を着て歩いているような、しかもその当人がすこぶるつきの美女となれば、もう興味は尽きません。名著です。