トリアージ「命の選別」を考える

副題《出生前診断の誤診で生まれた子》。ダウン症の子どもは生まれてきてはいけないのか。羊水検査を受けられるというのは、果たして幸か不幸か。様々なことを考えさせる奥深い本です。トリアージとからめて綴りました。

宇宙飛行士・向井千秋さんの夫が地上から送る熱い声援

宇宙飛行士オタクの著者・向井万起男氏は、あの向井千秋さんの配偶者。立派な病理医師であられますが、最大の肩書が「宇宙飛行士の亭主」であることを潔く自認していらっしゃいます。壮大なスケールで展開するユーモアとロマンあふれる人間賛歌をぜひお読みください。

スーダン人の日本語力に脱帽しました。

日本語が巧すぎる盲目のスーダン人が、聞き、嗅ぎ、味わい、感じた日本を描く、前代未聞の面白エッセイ。ひょんなことから19歳で来日。言葉も文化も初めて尽くしの中、様々なピンチに見舞われながらもオヤジギャグまで使いこなすまでになった著者。読んで損はありません。