エッセイの神様・向田邦子の「父の詫び状」を読み返す。
私がエッセイの神様と呼び、心から尊敬している向田邦子女史。彼女の処女作にして、名作の誉れ高い「父の詫び状」が、我が家には2冊あります。未読の方には「必読です」と強くおすすめいたします。
私がエッセイの神様と呼び、心から尊敬している向田邦子女史。彼女の処女作にして、名作の誉れ高い「父の詫び状」が、我が家には2冊あります。未読の方には「必読です」と強くおすすめいたします。
コロナウイルスと戦う医療従事者の姿をリアルに描きだしたフィクションです。現職の医師による作品だけに、訴えかけてくる事実も心理も切実です。河野大臣、ワクチンの供給、ちゃんと約束を果たしてくださいね。
日本語講師として、正しい日本語を使うことに日々気を配っている身としては、誤用にとても敏感です。《とんでもございません》と最初に言い始めたのは誰かを推測する、大胆な(?)ブログです。
今の日本に必要なのは《別解力》。たった一つの「正解」にしばられるのではなく、いくつもある「別解」の中から○に近い△をみつけていきましょう。生きるのが楽しくなりますよ。
日本人は世界の人からどう見られ、どう思われているか。他の国の人達は、それぞれどんな印象か。いわゆるステレオタイプジョークを集めたものですが、笑えます、嗤えます。心の健康にシリーズ読破を!
読むのにとても苦痛を強いられる本です。でも原発の怖さや命の大切さを気づかせてくれる、真剣なレポートでもあります。昔、単行本で読んだのを今回文庫本で読みなおしましたが、改めて放射能の恐ろしさを実感しました。
デジタルの利点ばかりを追求すると、思わぬ落とし穴にはまります。アナログな「紙の本」がなくならないのには、確固たる理由があるのです。それを気づかせてくれる、ポプラ新書をご紹介します。
オバマ元大統領の待望の回顧録がついに登場しました。氏の筆力の素晴らしさは、私の稚拙な表現力では的確に描写できません。政治家としての理想的な資質、夫として父としての愛溢れる人間的な姿、そして巧みなユーモア。名著です。
日本語を勉強する外国人にとって、漢字は鬼門(中国人を除きますが)のようです。でも「潔い(いさぎよい)」を知っていれば、反対語に《いさぎわるい》なんて言葉を思いつくことはないハズなのですが。
果たして書店とは公平中立の立場でいなければならない所でしょうか? 本を売る人の覚悟が伝わってくる良書。本好きを自認する方には、知っておいてほしい一面だと思います。