あとがきを読んで愕然。「夜明けを待つ」佐々涼子
生と死を見つめ続けてきたノンフィクション作家の初のエッセイ&ルポタージュ作品集。力作ばかりを発表なさってきた著者の原点がここに集約されています。家族・病・看取り・移民・宗教。重厚なテーマが並ぶ佐々涼子さんの人生を堪能できる1冊です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
生と死を見つめ続けてきたノンフィクション作家の初のエッセイ&ルポタージュ作品集。力作ばかりを発表なさってきた著者の原点がここに集約されています。家族・病・看取り・移民・宗教。重厚なテーマが並ぶ佐々涼子さんの人生を堪能できる1冊です。
副題 イ・ジュンソプと山本方子の百年。運命に引き裂かれた朝鮮人画家と日本人女性の一途な愛。夭逝する人にありがちな心の繊細さが、日本人の「薄幸好き」を刺激するかも。方子(まさこ)さんの前向きな生き方は、見習うに十分値します。興味い本です。