最後の晩餐ならぬ最後のおやつ
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
香山哲作「ベルリンうわの空」に見る、大都市ベルリンに住む人々のゆったりとした心豊かな生活。経済優先の日本社会が忘れてしまった余裕のある暮らしを取り戻したくなる心の啓発書です。