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最後の晩餐ならぬ最後のおやつ
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。
200名の患者を看取った看護師が受け入れた、自らの死はどんな形だったか。在宅での終末医療を描くノンフィクションの傑作です。