「リバー」奥田英朗氏・圧巻の犯罪小説は読みごたえあり過ぎでした
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
久々に、続きが気になってしかたがない本に出会いました。同一犯か、模倣犯か? 10年分の苦悩と悔恨。警察・マスコミ・容疑者・被害者遺族・容疑者家族・・・ 群像劇のオーソリティ・奥田英朗氏による、絶対読んでほしいミステリーです。
ある住宅地に暮らす人々の目線で進む群像劇。登場人物の書き分けが絶妙で、さすが芥川賞作家、名人だなあと感じ入りました。読書の秋に、読後感があったかい名品をどうぞ。
著者の好きな時代なのでしょうか? 昭和39年の東京オリンピックを前に、工事現場だらけの日本の首都で、警察の威信に関わる事件が起こり・・・感情が目まぐるしく変わる、最高峰のエンターテインメントです。