スローライフの指南書のような素敵な1冊「ちいさなくらしのたねレシピ」
植物を育て、動物を飼い、食べ物を自らの手で調達して、加工までする。
新月の頃に種まきをすると、満月に向かってぐんぐん成長する、なんて、長年の経験か、経験者からのアドバイスがないと、知り得ない情報です。
自然の力の神秘が、ここでは、当たり前の知恵として、生活に密着しているのです。
布や糸から、身の回りのものを手作りし、ミニマムな暮らしを実践する。
夢ですねえ。憧れます。
昔の人は化学の力に頼らなくても、自らの発見と努力で、保存方法・美味しくする技・快適に生活する術を見つけていたのですから、私たち子孫ができないハズはないのです。
一度に劇的に変えるのは無理だけど、すこおしずつ、スローライフに近づいて行けたらと、願っています。
鎌田實先生ご紹介の、とてもわかりやすい知恵本です。