NEW忌野清志郎さんの本音満載ブック「ロックで独立する方法」
キング・オブ・ロックの称号を持つにふさわしいバンドマンの書。スキャンダラスな面が取り沙汰されがちですが、清志郎さんの美学とも言える信念は、とてもピュアで真面目です。生き甲斐を見つけられずに彷徨っている方に、お贈りしたい良書です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
キング・オブ・ロックの称号を持つにふさわしいバンドマンの書。スキャンダラスな面が取り沙汰されがちですが、清志郎さんの美学とも言える信念は、とてもピュアで真面目です。生き甲斐を見つけられずに彷徨っている方に、お贈りしたい良書です。
キチンと引かれたレールの上しか、子供を歩かせることが出来ない、心配性の保護者の方々。一度ぜひ、この本を読んでみてください。最低限必要なレール以外は、無い方が、ハプニングを楽しめますよ。予定調和が好きなら、おススメできませんが。
大ヒット上映中の「国宝」。今まで何度か出かけた映画館で、あんなに客席が埋まったスクリーンを初めて見ました。聞こえてくるのは、ため息・すすり泣きと嗚咽。ストーリーを分かっているのに感動しまくりの作品でした。超超おススメです!
野中香方子さん、素晴らしい翻訳をありがとうございます。アニミズムvs二元論という、実はデカルト以来、綿々と続いてきた利益追求・成長依存が、一部の超エリートにとってのアキレス腱でもあるのですね。もう頭打ちしているとしか思えない資本主義の成長志向。止めましょう。
羊飼い作家。おそらく日本では他にいらっしゃらないと思われる、ユニークな肩書の方です。最後の羊が死んだことで、羊飼いという部分は既に消えてはいるのですが、元羊飼いという肩書を継承し続けてほしいくらい、立派な羊飼いぶりを綴ったエッセイです。
グローバル・メジャーが仕掛けた策略をお二人の賢者が暴き出します。食糧安保問題という、私たちの命に係わることに、ジャーナリスト堤氏と識者・藤井氏が陰謀阻止のために立ち向かっていらっしゃいます。農業は日本の精神ですよ!
芸術の世界は、絵にしろ、音楽にしろ、観る人・聞く人のほとんどは「一般大衆」すなわち素人(しろうと)。本当にイイのか、実は似非(エセ)なのか。そんな評価にこだわるんじゃなく、自分はこれが好き♡ で良いと私は開き直りました。
リトアニアのピンクのスープ、アーティチョークのオムレツ。なんなの、なんなの? 食欲をそそられる珠玉のエッセイ集は、ダイエットの大敵とも言えるくらい、唾液腺を刺激してきます。ベルリンに住んでいらしたこともあるので、ヨーロッパネタが多いですが、日本国内もあり!
同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生。医師としての経験と驚異の想像力で書かれた小説。帯に書かれた意味不明な言葉は、読み始めてしばらく、どうしても自分の想像が追いつきませんでした。今でも杏と瞬はイメージできません。文章ってスゴイです。
「会社が傾いたらおしまい」という脅し文句で、自分を殺して黙々と仕事に勤しんでいる方々。KAROUSHI が世界共通名詞という栄えある言葉になったのはいつだったか。日本の国力がどんどん落ちている現実は外国人観光客の増加で一目瞭然。自分を取り戻す最適書です。