
グローバル・メジャーの策略に「どうぞ」と進んで献上しているような日本政府の無策。まるで国民のことを無視しているかのような保身主義で、物価高が進み、給与が上がっても追いつかず、とうとうお二人(堤未果先生・藤井聡先生)が危惧していらっしゃったことが現実になってきました。
2024年7月が初版のこの対談集ですが、あの時点で何か手を打っておけばと思えるような、示唆に富んだ会話が盛沢山です。
藤井先生はここ最近、テレビ出演に際する失態が続き、権威がいささか失墜なさっているかもしれませんが、先生のご意見・ご見識は変わらず至極真っ当と私は考えております。
願わくば、上澄みだけ掬って揚げ足取りばかりを画策する輩に、潰されたりなさいませぬよう、どうか踏ん張ってくださいませ。
堤先生のYouTubeは、ここのところ検閲が厳しさを増したのか、軒並みBANされているようで、権力者の横暴を感じます。
多数意見がいつも正しいわけではないことを、民意は権力で操作可能であることを、これまでの歴史を振り返って、個々人に熟考してもらえれば。
現状を憂えて嘆くだけでなく、対処方法や将来の希望の灯も、堤先生はきちんと示してくださっています。
陰謀論という言葉に惑わされず、正しいジャッジができる目を、お一人お一人養っていただければ幸甚です。