自称・在日フランス人の古本を少々読み返しました。
自称・在日フランス人、ポール・ボネ。既に鬼籍に入られた方の長いシリーズをピックアップして読み返しました。日本を礼賛したり、こきおろしたり。かなりスルドイ視点で、古い本ながら、今でも当てはまる指摘が結構あります。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
自称・在日フランス人、ポール・ボネ。既に鬼籍に入られた方の長いシリーズをピックアップして読み返しました。日本を礼賛したり、こきおろしたり。かなりスルドイ視点で、古い本ながら、今でも当てはまる指摘が結構あります。
宇宙飛行士オタクの著者・向井万起男氏は、あの向井千秋さんの配偶者。立派な病理医師であられますが、最大の肩書が「宇宙飛行士の亭主」であることを潔く自認していらっしゃいます。壮大なスケールで展開するユーモアとロマンあふれる人間賛歌をぜひお読みください。
一瞬にして帝都を地獄に変えた関東大震災。横浜刑務所の強固な外壁さえ全壊し、さらに直後に発生した大規模火災が迫る。その渦中に絆を結んだ人々の奇跡の物語。感涙ものです。
真実を語ることをなにより大切にするアメリカ合衆国副大統領、カマラ・ハリス氏。数々の厄介な問題にデータ主導の全体論的アプローチで臨み、賢明な解決方法を見出していく。次期大統領の風格が見え隠れする彼女の政治手腕をぜひ読み取ってほしいものです。
アルピニスト・山野井泰史氏のヒマラヤ登山(正確にはギャチュンカン)の克明な記録を書き綴った「凍」。日本社会党委員長・浅沼稲次郎と彼を刺殺した山口二矢のドキュメント「テロルの決算」。どちらもノンフィクションの傑作です。
グレタ・トゥーンベリさんのドキュメンタリー映画の公開が10月22日に決まりました。この映画が多くの人の目に触れるよう、陰ながら応援していく所存です。BS朝日のドキュメンタリー番組の映像を一部お借りしました。
日本語が巧すぎる盲目のスーダン人が、聞き、嗅ぎ、味わい、感じた日本を描く、前代未聞の面白エッセイ。ひょんなことから19歳で来日。言葉も文化も初めて尽くしの中、様々なピンチに見舞われながらもオヤジギャグまで使いこなすまでになった著者。読んで損はありません。
殺人の濡れ衣を着せられた元自衛隊員が、政府が秘密裏に構築する巨大監視網をかいくぐり、闇を暴きだす。「震える牛」を凌ぐ著者渾身の傑作です。時間に余裕がある時にお読みください。止まらなくなります。
気候変動、コロナ禍・・・。文明崩壊の危機に唯一の解決策は「潤沢な脱成長経済」です。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥ってしまいます。それを阻止するためには、資本主義の際限なき利潤追求を止めなければなりません。
スーダンからやってきた全盲の青年は、どうやって日本語を身につけたのか。見えないということは、メモをとることもできない、つまり丸ごと覚えるしかない、ということですよね。並外れた記憶力で日本語を覚えた《学習奮闘記》です。