星野富弘氏の愛に触れ、宗教を考える。
星野富弘氏の味わいのある花の絵と、そこに添えられた滋味深い短文に秘められた、気の遠くなるような工程と、ゆるぎない信仰心。この本が何度も再販され、何世代にもわたって読まれているという事実に安心し、この先も続いていってほしいと切に願って、ここにご紹介します。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
星野富弘氏の味わいのある花の絵と、そこに添えられた滋味深い短文に秘められた、気の遠くなるような工程と、ゆるぎない信仰心。この本が何度も再販され、何世代にもわたって読まれているという事実に安心し、この先も続いていってほしいと切に願って、ここにご紹介します。
言質をとられるとか失言とか、炎上を起こして平謝りなど、発言には気をつけなければ最近のネット社会はコワイです。でも、素晴らしいスピーチには社会を変える力がある。言霊の大切さを気づかせてくれる素敵な小説です。
日本のものづくりの愛しさと本質を作家の目で伝える名著です。エストロラボ、グリコピア神戸、桑野造船、五十畑工業、山口硝子、北星鉛筆。それぞれの工場で働く職人さんたちの愛情を感じ取ってください。
母は車いすユーザー、弟はダウン症で知的障害者、父は早世。そんな苦境をものともせず(いや、悩み苦しんだ時期もあったはずですが)縦横無尽にばく進する、著者・岸田奈美さんが、大笑いしながらボロボロ泣けるエッセイを書いてくれました。
立花隆さんの推薦本にあった写真集を借りてきました。大きくて重いし、高いので、お金持ちになったら買いたい本ですね。本当に夢のように洗練された本屋さんの写真が豊富に掲載されていて、いい気分に浸れますよ。
1963年のホロコースト裁判を舞台に、法廷での息詰まる応酬、憎しみと葛藤、崩れゆく家庭を鮮烈に描いたドイツのベストセラー小説。世界22ヵ国で翻訳された、これが日本語版です。
何気なく使っているけれど、本当の意味を知らない言葉や、実は大間違いの表現。また、時代の流れと共に意味が変わった日本語など。知っていると人間力・大人力が増す日本語講座の参考書です。
随分若い芥川賞作家の登場です。アイドルにカセクトするファン心理を克明に綴った作品で、私も身近にいわゆる「追っかけ」をしている女性がいたので、彼女たちを思い起こしながら読了しました。長編というには少し短い作品です。
立花隆先生の訃報にせっし、知の巨人のお勧めに従って、今後の読書計画に組み入れることにしました。また、私の大好きな「宇宙からの帰還」が日本人宇宙飛行士に及ぼした影響の一環をご紹介します。
毛沢東と文化大革命。中国史を語る上で避けて通れない「大虐殺」の負の歴史が、日曜劇場で映像化されます。かつてNHKで放映されたドラマを民間がどんな風に料理するか。主人公の日本人残留孤児を佐藤健さんが演じるというので、期待が高まります。