堤未果さん、アメリカは一体どうなるんですか???

ワタクシ、厚生労働省の悪口をいっぱい書いてきました。オバマ元大統領のこと、絶賛いたしました。

でも、間違っていたんでしょうか???

「沈みゆく大国アメリカ」を読了し、よく分からなくなりました。

ショックドクトリンに関するご著書は以前、拝読し、講演会でお会いした際、少しだけ個人的にお話もさせていただいて。お人柄や取材力や才能は、もう、信頼のおけるお方と、お慕い申し上げております。

日本の健康保険制度の素晴らしさ、それは良く理解しております。年金制度も、トラブルはあったものの、きちんと原資は守られ、全国民の納付状況も正しく把握されており、厚労省の多くの職員は善人で、一部に頭の古くてお固くて、立身出世と天下り先ばかり考えている輩がいるのだろうことも、想像に難くありません。

故宮本政於氏のご著書があまりに面白すぎて、大げさに書き過ぎたかもしれません。反省しております。

ただ、コロナ対策に関しては、言いたいことがかなりあります。ま、政府の弱腰が原因なのでしょうけど。

この件については長尾和宏先生がお詳しいので、お譲りいたします。

オバマさん、ご本人が強く出られなかったのでしょうか? それともマネーの威力に勝てなかったのでしょうか?

皆保険制度としてアメリカに轟いたと思っていたオバマケアの実情の酷さを熟読し、亜米利加という大国の行く末に暗澹としたものを感じます。

今年行われる大統領選挙はトランプに軍配が上がる可能性が高そうな気がします。

そして彼のことだから、大統領特権を十二分に利用し、今まで自分を敵視し葬ろうと画策した全員に復讐しまくる「オソロシイ4年間」になり、世界を事実上けん引してきたアメリカは崩壊。世の中はカオスに陥るかもしれません。

ねえ、堤さん。これから世界はどうなりますか? 私の黒い予想がことごとく外れることを淡く期待しておりますが、いかがでしょうか。